子どもに、絵本を読み聞かせること。
あなたは日常的にやっていますか?
実は、絵本を読み聞かせることは、子どもの教育にとても良いことが
明らかになってきました。
そんな嬉しい効果があるなら、「早く知りたい!」
と思いませんか?
この記事では
- 絵本の読み聞かせは、どんなメリットがあるのか?
- 読み聞かせはいつから始めればいいのか?
- 読み聞かせの知っておきたいコツ
- 年齢別の読み聞かせの方法とは?おすすめの絵本も紹介します
についての情報を詳しくお伝えしていきます。
目次
絵本の読み聞かせは、どんな効果があるの?
現代は、インターネットの普及によって
いつでも、どこでも、だれとでも簡単に繋がれます。
そのため、昔よりも
- コミュニケーション能力
- 語彙力
が、より重視される時代に突入しています。
これからは、ますます・・・
- 自分の思いを言葉にする
- 相手の言葉を理解する
ことがとても重要になってくるわけですね。
そして、絵本の読み聞かせは
文部省でも推薦しているおすすめの学習法なのです。
次に、読み聞かせのメリットを具体的に見て行きましょう。
子どもの自己肯定感が上がる
親子のコミュニケーション不足は、様々な問題を引き起こします。
最悪、思春期に差し掛かったら、愛する我が子が非行に走るかもしれません。
コミュニケーションが不足していると、子どもの自己肯定感が下がり、そのような悲劇を
引き起こすのです。
そうならないために、絵本を読み聞かせて、子どもの自己肯定感を上げていきましょう。
毎日寝る前に、パパ・ママの膝の上や、一緒に横になりながら
絵本を読んでもらうことで
子どもは、親からの愛情を受け取り、結果的に自己肯定感が上がっていきます。
大事なのは、親との心のふれあいにより、子ども自身が
「自分は認められているんだ」
と思えるようになることです。
集中力アップにつながる
親が集中して絵本を読んでいると、子どもは自然に耳を傾けるようになります。
小さい子は、集中力が長くは続きませんが
それでも、子どものペースを大事にして、少しずつ聞く力を育むようにすれば
いつの間にか集中力と自主性が身に付きます。
好きなことに集中していると、時間があっという間に過ぎて
しかも、何かを学んだときの上達が、ものすごく早いと思いませんか?
子どもの持っている力を最大限に活かすには、集中力は欠かせません。
文字ではなく、絵を見ることによって、想像力が身につく
本やテレビに集中するようになると、その物語に入り込んで
次の展開を想像した経験はありませんか?
わたしは実際にあります。
そして、頭の中で想像したことを言葉にすると、表現力がどんどん身に付いていきます。
聞くと話すはセットで、それが出来てはじめて理解ができたということ。
最近は、『インプット』と『アウトプット』の重要性が問われていますが
集中力や想像力は、トレーニング次第で向上します。
感受性が豊かになり、他社との協調性が磨かれる
子どもの絵本に、大人が感動することはよくある話です。
絵本を読み聞かせしているときに、悩みの解決につながるような
メッセージが込められていることも・・・
そんな場面に出会うと、本当にハッとさせられます。
親子一緒に絵本を読むことは、喜怒哀楽を通じて、感受性が磨かれる良い機会なのです。
絵本に登場する言葉を覚えることにより語彙力が上がる
小さい頃からたくさんの言葉に触れることは、言葉の引き出しが増えるということ。
わたしたちは、頭の中で知っている言葉を選んで話をします。
知識が豊富になれば、おのずと学力向上につながりますので
大人になってから、周りの人と意思疎通のできる頭のいい人
と一目置かれる存在になるかもしれません。
親としては、子どもが思い描いた夢が叶って
「幸せになってほしい」
と心から思いますよね。
読み聞かせは、子どもの夢を叶えるために
生きる力を育ててくれます。
読み聞かせは、いつから始めるといいのか?
絵本の読み聞かせる時期ですが、いつからという決まりはなく
早い人では、妊娠7~8ヶ月の頃から読み聞かせを始める人もいます。
話の内容はわからなくても、パパ・ママの声が届くことで赤ちゃんが安心するという考え方です。
ですので、赤ちゃんは、言葉は理解できなくても
お腹の中で、声をちゃんと聞いています。
つまり、早い段階の読み聞かせでも、心が育まれるということですね。
絵本を読み聞かせる時、知っておきたいコツ
絵本の読み聞かせは、ただ淡々とすればよいというものではなく
効率的な学習につながるコツがあります。
読み聞かせをする時に、感情を入れすぎたり、お芝居のように読まない
読んでいる時に、感情を入れて子どもの心を動かすのがいいように
感じますが、これは逆で・・・
基本的にはいつもの声のトーンで、多少の強弱をつけて読むのがおすすめです。
理由は、子ども自身が物語の登場人物の気持ちを想像し
自らが考えるようになることで、感受性や協調性が磨かれるからです。
読み聞かせのタイミングは寝る前が最適
専門家の意見によると、読み聞かせのタイミングは
子どもが『寝る前』が良いとのことです。
その理由は、脳は睡眠中に短期記憶から長期記憶へと知識を定着させるからです。
と言いましても、必ずしも夜である必要はなく
お昼寝するときも含めた『寝る前』がベストでしょう。
子どものペースを大切にする
子どものペースに合わせることは、簡単なことではありませんが
できる限り子どもの気持ちを一番に考えましょう。
もしも、絵本に飽きているようであれば
その絵本は好きではないのかもしれません。
読み聞かせに関心がなく、ただページをめくっているだけであれば、嫌がっているのではなく
その行動を楽しんでいるだけかもしれません。
なので、子どもが何に関心を持っているのかを見極めましょう。
ボイスレコーダーに録音して、子どもが飽きたときに 聞かせるという意見もありました。 耳からの情報を脳に定着させるには、繰り返し聞くことが効果的です。 何度も聞くことで、うっすらとしていた記憶が、徐々にはっきりして来ますからね。 また、忙しいパパ・ママは、読み聞かせを Youtube動画にしているという方もいると思いますが 読み聞かせは、あくまでも ということを忘れないでくださいね。
年齢別の読み聞かせの方法とは?おすすめの絵本も紹介
年齢によって、子どもの理解力は変わりますので
年齢に合わせた読み聞かせの方法と、オススメの絵本をご紹介します。
0〜1歳児
絵本に書いてある文字は気にせずに、絵を見せることで
対話してみてください。
絵本は、芸術性のあるものがおすすめです。
言葉は理解できているわけではありませんが
きっと・・・
からだ全体で、絵を感覚で楽しんでいるのではないでしょうか。
それと、重要なのは、パパ・ママに読んでもらっているという安心感です。
【0〜1歳児おすすめの絵本】
1~2歳児
徐々に話に耳を傾ける習慣が身ついてくる頃です。
1歳からは、簡単な絵本の内容も理解できるようになってきます。
まだまだ集中力はないので、子どものペースに合わせて
読み聞かせしてあげてください。
【1~2歳児おすすめの絵本】
3〜4歳児
この頃になると、様々なことに興味がわいてきて
「なんで?」や「どうして?」が増えるでしょう。
保育園や幼稚園に通い出すのもこの頃。
そこで、コミュニケーションの幅がぐっと広がります。
子どもが落ち着いて過ごせるように、上手に絵本を活用したいですね。
【3~4歳児おすすめの絵本】
5〜6歳児
この頃になると、文字が読めるようになってくる子も
出てきます。
しかし、「聴く」「話す」ことがセットで
理解力への高まりや、人への思いやりの気持ちが養われるので
小学校に入るまでは、引き続きパパ・ママが読んであげてくださいね。
【5〜6歳児おすすめの絵本】
まとめ
- 子どもの自己肯定感が上がる
- 集中力アップにつながる
- 文字ではなく、絵を見ることによって、想像力が身につく
- 感受性が豊かになり、他社との協調性が磨かれる
- 絵本に登場する言葉を覚えることにより語学力が上がる
- 読み聞かせはいつから始めればいいのか?
- 特に決まりはなく、0歳からでもはじめていい
- 読み聞かせをする時に、感情を入れすぎたり、お芝居のように読まない
- 読み聞かせのタイミングは寝る前が最適
今回は、年齢別の読み聞かせの方法とおすすめの絵本
を紹介しました。
読み聞かせは、シンプルに
『聞く』、『話す』、『想像する』
『親とのコミュケーション』が大切です。
ぜひ、参考にしてくださいね。
コメントを残す