人見知りしない子どもっている?理由ってあるの?    

子どもによっては、人見知りをする子としない子がいますよね。

その違いをご存知ですか?

実は、人見知りする子どもと、しない子どもには、明確が違いがあったんです。

その理由を知りたくはありませんか?

今回は子どもの人見知りについて、またその対策も合わせてご紹介します。

幸子
うちの子どもはそこまで人見知りしなくて助かったけど、何か理由とかあったのかしら?

子どもの人見知りっていつから?

そもそも子どもの人見知りっていつから始まるのでしょうか?

これは生後6ヶ月ぐらいから始まり2、3歳まで続くと言われています。

生後4ヶ月から6ヶ月ごろは視力はまだ低いのですが、人の顔がわかるようになります

そして、生後7ヶ月をすぎると人の表情の違いが認識できるようになり、

怒りの表情に対して不快に思ったり回避する反応が観られます。

この頃から人見知りが始まると言われていますが、個人差があります。

では人見知りの原因は?

そもそも、どうして子どもは人見知りをするのでしょうか?

科学的根拠などにも基づいて原因はいくつかあるようです。

パパとママの顔がわかるようになったから

赤ちゃんの脳が発達してきてパパとママの顔がわかるようになると、

知らない人の顔との区別がつくようになります。

そうするとパパやママ以外の人に不安を感じて警戒してしまうようです。

実は興味があるけど怖い!

知らない人の顔がわかり始めると、単に知らない人だから怖いというのではなく、

近づきたい気持ちと怖い気持ちの両方を感じ始め、

少し混乱してしまうことがあるようです。

きっかけは「目」にあり?!

人見知りが強い赤ちゃんは実は顔に注目しているのではなく、

相手の「目」に注目しているということがわかってきました。

本能的に目をみると、反射的に恐怖を感じるということが、人間の脳ではわかっているそうです。

ですので、人見知りが強い赤ちゃんは特に目を見る習性があり、

本能的に怖くなって人見知りをしているのではと言われています。

ママの性格が原因ではありません!!

安心してください、ママの性格が原因で人見知りを起こしているのではありません。

内向的だからとか外交的だからという要因は、ほとんど関係がないと考えられています。

人見知りをしない子供はどんな子?

以上のことから人見知りをしない子どもはどんな子でしょうか?

普段からいろんな人と会う機会が多い子ども

ママとパパと他の人との区別がついていれば問題ないようです。

自分のペースで人に近づける子どもは人見知りをしづらいと言われます。

もともと個性が社交的である

子どもは生まれた時から個性があります。

人見知りしないというのも個性の一つとして、全く知らない人に怖がらない子どももいます。

周りに依存しない

兄弟しまいの中でも上の子は人見知りするのに下の子は全くしないなどあります。

人見知りしない子は周りに依存しないということがあるようです。

特定の仲の良いお友達はいますが、特にいない時でも他の子とも遊べるようです。

新しい場所や知らない場所でも平気な子供はとても頼もしいですね。

幸子
確かにうちの子はマイペースなところがあるわ。

だから人見知りしなかったのかも。

人見知りの対策はできます。

子どもの人見知りは成長と共に治っていきますが、それまでにできる対策を紹介します。

子どもの目を見過ぎない

上述のように人見知りが強い子どもは相手の目をみる傾向があります。

子どもの目はなるべく見ない方が怖がらせなくて済むようです。

子どもに注目しすぎない

人見知りがある子どもは、たくさんの人から見られ続けると怖くて目をそらしてしまうようです。

ママ以外は、なるべく注目せずにそっとさりげなく見守ることをお勧めします。

ママやパパが他の人と仲良くしているところを見せる

子どもは親の行動を見て成長すると言われますね。

子どもが一番信頼しているのはママやパパなのですから、

他の人と親しくしている様子を子どもに見せることが有効だと言われています。

それによって、この知らない人は味方なんだと感じることができるようです。

あらかじめ話しておく

子どもが言葉を話せない時から声かけをすると良いというのは、よく言われています。

ママの目を見て声をかけることで、これから何かがあるんだということを感じ

知らない人と会う時でも安心できるということです。

子どものペースで近づかせる

人見知りの子どもは恐怖心と好奇心が混ざっています。

恐怖心が取り除かれて好奇心のみになった時に自分から近づけるそうです。

その時が来るまで、見守ってあげましょう。

まとめ

 

  • 人見知りするのは生後6ヶ月後から2、3歳まで続く
  • 人見知りの原因は、ママとパパの認知が発達し区別ができるため
  • 恐怖心と好奇心が混ざった複雑な感情を持った時に人見知りを発揮してしまう
  • 人見知りが強い子どもは相手の目に敏感である
  • 人見知りしない子どもは個性でもあるし、人と会う機会が多い、そして周りに依存しない
  • 対策としては、子どもの目を見過ぎない、注目しすぎない、などがある

 

人見知りする時期というのは子どもの成長を見届ける時期でもあります。

人見知りしている時期は同時にお座りができたり、ハイハイを始めたり、離乳食を始めたりする時期です。

1ヶ月単位で成長するスピードが早いので、人見知りも成長の過程として見守っていきましょう。

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