3歳頃になると、トイレトレーニングを開始されるご家庭が多いと思います。
でも、なかなかうまくいかないですよね。
トイレに行くのを嫌がったり、遊んでいて気付かなかったりしませんか?
目次
トイレトレーニングが進まない原因
ご飯を食べてくれないやお風呂に入ってくれない問題と同じように、トイレトレーニングがなかなか進まなくて悩んでいるご家庭が多いですよね。
ただ、トイレトレーニングが進まないことにも原因があります。
具体的には、以下の3つの原因が考えられます。
- トイレがこわい
- 怒られるから
- 遊ぶ方が良い
それでは、1つづつ見ていきましょう。
トイレがこわい
普段、何気なくつかっているトイレですが、子どもにとっては怖い存在になることもあります。
子どもからすると、自分で座れる大きさじゃないですし、落ちてしまう恐怖心があるのでしょう。
そもそも、今までオムツだったのに「なんでっ!?」といった感情があるのかもしれません。
子どもからすると、オムツからトイレに行くだけでも環境の変化といえるということです。
だから、前提として親は子どもからするとトイレは怖がるものだと分かっておく必要があります。
怒られるから
子どもがトイレでなかなかしてくれないからと怒っていませんか?
子どもにとって、トイレが怖いところで、しかもお母さんから怒られてしまったら余計にトイレが嫌いな場所になってしまいます。
考えてあげてください。
自分よりも大きいもので、落ちてしまうかもしれない穴があいていて、そもそもトイレのことをよく知らない年頃なんです。
大人だってそうですが、知らないものや場所は誰だって怖いものです。
だから、トイレでなかなかできなくても仕方がないんです。
気長にできるように待ってあげましょう。
遊ぶ方が良い
子どもは遊ぶことが仕事と言ったりしますが、大好きには違いありません。
毎日、遊ぶことに集中しています。
だから、遊ぶことに夢中になってトイレに行けないことがあるんです。
子どもがトイレが怖くて、しかもお母さんから怒られていたら、余計にトイレよりも遊ぶことを優先してしまいますよね?
他にも、お子さんによってトイレトレーニングをを嫌がる原因はあると思います。
子どものトイレトレーニングを勧めたいなら、せめて子どものトイレを嫌がる原因が何か把握してあげてください。
トイレトレーニングが進まないを解決する方法
多くのお母さんがトイレトレーニングが進まなくて悩んでいると思います。
そこで、トイレトレーニングが進まないを解決するための3つの解決法をご紹介します。
- 怖さを軽減する
- 絵本をつかう
- 怒らず見守る
それでは、1つづつ見ていきましょう。
怖さを軽減
子どものトイレトレーニングが進まない原因の1つはトイレという場所が怖いからです。
オムツからトイレに行くだけでも、子どもにとっては大きな環境の変化です。
だから、まずは子どものトイレに対する恐怖心を軽減することが大切になります。
怖さを軽減するためにはトイレのイメージを変える必要があります。
そこで、子どもが見て喜ぶような「おまる」を用意してはどうでしょうか?
子どもは遊ぶことが好きなので、「おまる」をおもちゃの1つととらえてくれれば、トイレに対する恐怖心は軽減されます。
絵本をつかう
子どものお気に入りの「おまる」を用意して、子どものトイレに対する怖さが軽減されたら次の段階です。
お気に入りの「おまる」だけでトイレトレーニングが進まないを解決できたらいいですが、なかにはそれでもうまくいかないこともあると思います。
そんな時は、絵本を活用しましょう。
できれば、子どもの好きなキャラクターの絵本が良いです。
絵本業界では有名な「ノンタン」では、「ノンタン おしっこしーしー」というトイレトレーニングの本が出版されています。
絵本の良いところは、トイレのイメージが子どもの中でできるところと、失敗に対する悪いイメージをなくしてくれるところです。
「失敗しても大丈夫!」と、子どもが思うことができれば、ほぼトイレトレーニングが進まないを解決できたと言えるでしょう。
怒らず見守る
「おまる」でトイレの怖いイメージを軽減して、絵本でトイレの良いイメージができたら、あとはお母さんがすることは1つだけです。
それは、怒らず見守ることです。
せっかく子どものなかでトイレに対する良いイメージができてきて、お母さんに怒られてしまったらトイレが嫌になってしまいます。
トイレが嫌というよりは、またお母さんに怒られてしまうといったプレッシャーを感じてしまうんです。
だから、気長に見守ってあげましょう。
すぐできなくて普通です。
すぐできる子もいますが、それはたまたまです。
子どもができないことを、なんでできないか原因を考えてできるようにしてあげるのが親の役割ではないでしょうか?
【トイレトレーニングが進まない】子ども目線で考える原因と解決法!まとめ
- トレーニングが進まない原因を考える!
- 「おまる」や「絵本」を活用する!
- 気長に怒らず見守る!
子どものトイレトレーニングが進まないには子どもによって色々な原因があります。
いずれにしても、どんな原因があったとしても、親が子ども目線で考えることができるかです。
子ども目線じゃないから、つい怒ってしまう。
大変な育児や家事があるんですから、怒ってしまうことは普通です。
だから、お母さんの負担を軽減するためにも是非子ども目線で育児の問題を考えてみてください。
気持ちが少し楽になるはずです。