赤ちゃんが生まれて、はじめての「沐浴」
新米パパとママは
- 「沐浴は毎日するもの?」
- 「沐浴できない日はどうすればいい?」
と疑問を持っているのではないでしょうか?
この記事では
- 赤ちゃんの沐浴で知っておきたい基礎知識
- 沐浴できない日の工夫
- 毎日の沐浴を楽にするコツ
をご紹介していきます。
ぜひ参考にしてくださいね。
目次
赤ちゃんの沐浴で知っておきたい基礎知識
沐浴と入浴との違いとは?
一般的には
- ベビーバスを使用してお湯につかることを「沐浴」
- 大人と同じ浴槽につかることを「入浴」
と呼びます。
生まれたての赤ちゃんは、細菌に対しての抵抗力が弱く
感染してしまう恐れがあるため、大人と同じ浴槽に浸かることは
できません。
そこで、生まれて1ヵ月までの期間は、沐浴が必要になります。
赤ちゃんの沐浴は毎日必要?
海外では、赤ちゃんのお風呂は、「週に2、3回だけ」と考え
毎日入る習慣はないそうです。
でも日本では
「お風呂は毎日入れてください」
と産院で言われます。
それは
赤ちゃんが、大人の2倍も汗をかきやすく、新陳代謝が活発なため
肌を清潔に保つ必要があるからです。
先輩ママの体験談
基本的に沐浴は毎日していました。
熱があったりするときは止めています。赤ちゃんは新陳代謝が良いので、きれいに保つためにも毎日するものと思っています。
毎日です!ある程度大きくなるまでは汗もかきやすいしキレイにしてあげないとすぐに頬が赤くなったりあせもができたり、乳児湿疹がひどくなったり大変なんです!
産院で、新生児は代謝がさかんなので、毎日沐浴してくださいと言われました。
冬に娘を生みましたが、入れなかった日は今のところありません。
沐浴の回数は?
生まれたての赤ちゃんは、からだがとてもデリケートです。
なので、ゴシゴシと洗いすぎはいけません。
夏場の暑い時期でも、、一日多くて2回までとしましょう。
時間はどれくらい?
赤ちゃんは、体温調節が難しく、体力もまだ十分にありません。
そのため、長時間お湯に浸かることは、どうしても疲れやすくなるので
沐浴時間の目安は、5分~10分ほどで素早く行います。
タイミングはいつがいいの?
お風呂の時間帯に「必ずこのタイミングで」という決まりはありません。
それよりも
- 落ち着いて入れられる時間帯
- 毎日同じ時間
に行い、生活のリズムを作ってあがることが大切です。
ここまでは、沐浴の基礎知識をお伝えしました。
では、沐浴できない日は、どうしたらいいのでしょうか?
沐浴できない日の工夫
先輩ママの体験談
産院では「毎日」と言われましたが
助産師さんによっては、
「1日くらいお休みしても大丈夫」と言われていました。毎日だと大変です。
子供の体調、母親の体調によっては
お休みしてもいいですよ。
体調が悪いときは無理をしないことが大切ですね。
では実際に、沐浴できない日は「どうしたらいいのか?」
をご紹介します。
ガーゼでおしりだけ拭くようにする
洗面器にぬるま湯を準備して、ガーゼでおしりだけ拭くようにすると
湿疹ができたり、おむつかぶれの心配がありません。
あたたかいタオルでからだを拭く
赤ちゃんは、耳の後ろや脇の下、首、口周りや手のひらなどが汗で汚れています。
あたたかいタオルで拭いてあげましょう。
からだを拭くためのシートで拭く
からだ拭きシートは、手軽に使えて便利なのですが
アルコールや香料が入っているものが多く
赤ちゃんの肌には刺激になることがあります。
ですので、お肌に優しいオーガニックのものを選ぶと
かぶれの心配がなく、重宝します。
次に、沐浴を楽にするコツをお伝えします。
毎日の沐浴を楽にするコツ
子育ては、オムツをかえたり寝かしつけがあったり
毎日本当に大変です。
これからが少しでも「時短」になるよう、沐浴を楽にするコツをお伝えします。
誰かに手伝ってもらう
一人が赤ちゃんを支えて、もう一人が洗うなど役割分担をすると手際よく入れます。
経験のあるお母さんや仕事から帰って来たパパに協力してもらうのが良いでしょう。
場所を選ぶ
沐浴の場所というと、浴室が一番に浮かびますが
最近では、キッチンのシンクや洗面台で行うケースも増えています。
衛生面のことを考えると、シンクをしっかり洗剤で洗ってからベビーバスを置く
必要がありますが
- 中腰にならずに済む
- 冬場の寒い時期に赤ちゃんがかぜを引くのを防げる
- 折りたためるタイプは収納の心配がない
などメリットがあり
一人で子育てをしている方の負担を抑えてくれます。
事前準備をする
- ベビーバス
- せっけんやポンプ式の沐浴材
- 洗面器
- 沐浴用ガーゼ
- 湯温計(夏は38度、冬は40度が目安になります)
- 着替えやケア用品(綿棒やブラシセット)
を沐浴前に準備しておくと完璧です。
石鹸や沐浴剤の選び方
石鹸は泡立てる必要があるので
事前に泡立てネットで泡立てておくか
ポンプ式のものを選ぶと、片手でラクにできます。
便利グッズの使用
バスネットがあれば、力を入れずに赤ちゃんのからだをあずけて洗うことがでできます。
しかも、沐浴剤を使えば、洗い流さずにタオルで拭くだけでO.Kなので
便利グッズを積極的に使うことをおすすめします。
(バスネット 参考例)
まとめ
- ベビーバスを使用してお湯につかることを「沐浴」
- 大人と同じ浴槽につかることを「入浴」
基本的に毎日ですが、体調が悪いときは無理をせず
- ガーゼ
- タオル
- からだ拭きシート
などを利用して、工夫をすれば、毎日沐浴しなくても大丈夫です。
- 沐浴の一日の回数は、多くて2回まで。
- 沐浴時間の目安は、5分~10分ほどで素早く行う。
- 沐浴のタイミングは特に決まりはなく
- 落ち着いて入れられる時間帯
- 毎日同じ時間
に行い、生活のリズムを作ってあげることが大切です。
沐浴は、赤ちゃんとのスキンシップの時間でもありますので
楽しく過ごせるように、今回の記事をぜひ参考にしてくださいね。
先輩ママたちは、毎日沐浴を行っているようですが
わたしは、体調を崩して出来ない日もありました・・・