育児で困ったことがあった時、相談できるママ友がご近所に居ると、何かと助かりますよね。
ただその一方で、ご近所さんならではのトラブルや悩みが発生してしまうことも事実です。
そういったことが重なって、
「ご近所のママ友付き合いって面倒・・」
このように感じている方も多いかもしれません。
ということで今回は、
- ご近所のママ友付き合いが面倒な理由
- ご近所のママ友付き合いが面倒だと感じたときの対処法
などについて紹介していきます。
目次
ご近所のママ友付き合いが面倒だと感じる理由とは?
まず、ご近所のママ友付き合いが面倒な理由をまとめてみました。
そこには、ご近所ならではの理由も隠されているのかもしれません。
家が近いからこそ、心の距離も近くなりすぎる傾向にある
物理的な距離感が近いからこそ、ご近所のママ友とは
心の距離が近くなりすぎる傾向にあります。
例えば
「車が無かったからお出かけしてたんだ?」
「そんなことしたら子どもがかわいそう・・」
など、いちいち他人の家庭の事情や、教育方針、育て方に口を出してくるママ友も居ます。
家が目と鼻の先だと、相手を身近に感じてしまい、ついつい深入りしてしまうのかもしれませんね。
特に同年代の子どもを持つママ友であれば、子ども同士の成長を比べられることもあります。
また、車の出入りや人の往来など
「もしかしたら見られているのでは?」
という不安もあり、面倒だと感じるのも無理はありません。
小中高とこれから一緒だと思うと気まずくなりたくない
同じ地域に住むわけですから、かなりの確率で小学校、中学校、下手をしたら高校まで一緒、ということになります。
特に持ち家の場合は、引っ越したくても引っ越せないため、生涯にわたっての付き合いになるわけです。
こう考えると、多少気が合わないママ友が近所に居たとしても、これからのため、子どものために、無理をして付き合ってしまいがちです。
少し離れたところに居るママ友であれば、合わない人とは距離を置くこともできますが、頻繁に顔を合わせる可能性のあるご近所のママ友とは、なるべく気まずくなりたくないですよね。
このように、変に気を使って接してしまうため、そもそもの付き合いが面倒だと感じてしまう方が多いようです。
噂話がすぐに広まる
これは、近所だけではなく、幼稚園や学校などにも当てはまるかもしれませんが、一人のママ友に話したことが、複数の人に広まっていた、ということはよくあることですね。
特に、ご近所のママ友ひとりとトラブルが起きると、他のママ友にも不当な扱いをされたり、子どもにも悪影響が及んだりすることもあるようです。
また、ご近所であれば、生活スタイルがある程度把握できてしまうため、間違った憶測から、事実ではない噂を広められたり、個人的なことを広められてしまうこともあります。
ご近所のママ友付き合いが面倒だと感じたときの対処法は?
では、実際に、ご近所のママ友付き合いが面倒だと感じてしまったときはどうすれば良いのでしょうか。
具体的な対処法をご紹介します。
程よい距離感を保つようにする
ご近所とはいえ、それぞれが違う生活をする赤の他人です。
家庭の私情には、「踏み込まない、踏み込まれない」
ということを意識し、程よい距離感で交流するようにしましょう。
もちろん、ご近所のママ友が気の合う人であれば別ですが、そうでない場合は、顔を合わせたときの挨拶程度にとどめるのが無難なのかもしれません。
ママ友との関係が全てだと思わないようにする
ご近所のママ友付き合いが面倒な一方、関係を断ち切る勇気はなかなか出ないと思います。
育児中、頼りになるママ友との関係は、なるべく保っておきたいという気持ちもありますよね。
特にご近所同士のママ友の中で
「一人だけ孤立したらどうしよう・・」
と不安な気持ちも大きいのではないでしょうか。
ですが、元はと言えば子ども繋がりの関係ですし、子どもが大きくなるにつれ、付き合いが無くなることも珍しくないようです。
育児中はママ友との関係が「自分の居場所」のようになってしまいがちですが、それが全てではありません。
大切なのは自分たちの家族なので、ご近所のママ友付き合いが面倒だと感じた場合、少し距離を置いても構わないと思います。
個人的な話や悪口はなるべく話さない
ご近所の場合、幼稚園内や学校内よりも狭いコミュニティになるので、ちょっと道端で話したことがすぐに噂となって、広まる可能性もあります。
年収や、仕事のことなどの家庭の事情はもちろん、他のママ友の悪口などもなるべく話さないようにしましょう。
長い付き合いになる訳ですから、やはり、程よい距離感を保ち、面倒な揉め事に巻き込まれないようにしたいものですね。
面倒なことばかりじゃない!ご近所のママ友と付き合うメリットとは?
ここまで、ご近所のママ友付き合いについて書いてきましたが、決して面倒なだけではないと思います。
近くにいるママ友だからこそのメリットもあるのです。
それは
「何かがあったときに助け合える」
ということ。
例えば急用ができてどうしても、子どもの帰りまでに帰宅できない。
そんな時に、助けてくれたのはご近所のママ友だった。
と言う方も意外といらっしゃるようです。
そういえば私自身も幼少期のころ、両親がどうしても家を空けなけらばならなかったとき、近所のお母さんがご飯を作って家まで持ってきてくれたことがありました。
なかなかちょうどいい距離感を保つのは難しいかもしれませんが、普段はそれぞれのプライバシーを尊重しつつ
「何かあれば助け合う」
というくらいの気持ちでお互い接することができればベストですね。
ご近所のママ友付き合いが面倒!そんな時どうする?まとめ
以上、ご近所のママ友付き合いが面倒な理由や、対処法について紹介しました。
この記事のまとめはこちらです↓
- ご近所ママ友とは、物理的な距離と同じく心の距離も近くなりがちで面倒に感じる
- 長い付き合いを想定して気を使ってしまうので面倒に感じる
- ご近所ママ友とは程よい距離感を保つことが何よりも大切
- 何かあった時に助け合えるという良い面もある
距離が近いからこその悩みやトラブルが、どうしても発生してしまうようです。
ただ、実際には、近くに助け合えるママ友が居ると助かるのも事実ですね。
ほどよい距離感を保って、上手くご近所のママ友と付き合っていきましょう!