子どもが保育園や幼稚園に通い始めると、新しいママ友とのお付き合いが始まります。
そこで、どこに行っても声をかけられるのが「LINE交換しよう」の一言ではないでしょうか。
LINEは、
- 個別に連絡する手間が省ける
- 急ぎの用事をすぐに相手に伝えることができる
など、とても便利なツールですが、その反面・・・
- 返信がめんどくさい
- 正直、ラインをしたくない
と、一度感じてしまったら、頭を悩ませてしまうものでもあります。
この記事を読んでくださっている方の中にも
「今すぐ止めてしまいたい!」と深刻に悩んでいらっしゃる方もいるかもしれません。
そこで、この記事では、LINEに苦手意識を持っているママに向けて、
どうやったら、グループLINEを上手に断ることができるのか、ということを
お伝えしていきますね。
目次
ママ友同士のグループLINEが苦手な理由とは?
LINEは、家族や気の知れた友人など、1対1のやり取りであれば、
苦にならないのではないでしょうか。
それが、身近な人ではなかったり、トークの人数が増えれば増えるほど、
苦痛に感じる事が多いようです。
返信のタイミングに悩んだり、複数の会話がとても緊張してしまう経験は、私にもあります。
ママ友同士のグループLINEが苦手になった事例8選
- 朝から晩までひっきりなしにLINEトークが届く。
- リーダー的なママからの発信には直ぐ返信があるのに、自分が送った内容は既読スルーになる。
- 自分の些細な一言で、グループの一人を傷つけてしまった。
- 時間帯が合わない。
- グループに参加していない人の悪口を言う。
- 特定の人だけしか分からない会話で盛り上がる。
- 気づいたら未読数百件!
- 複数の方との会話がもともと苦手。
こんな意見が見受けられます。
結構ありますね・・・。
参加したくなければ、「退会すればいいのに?」と思いますが、
- 子どもが関わってくるから、自分だけの問題ではない
- グループLINEを抜けた後のことを考えてしまう
と、様々な事情が絡んできますので、断るのは容易ではありません。
日本人に多い、断れない心理とは?
日本人は、「和を重要視」する傾向がありますよね。
子どもの頃から集団の中で育ち、足並みを揃えること、協調性や優しさが美徳とされています。
そんな風潮から、相手の気持ちを不快にさせてはいけない、余計なことは言わないようにしよう
と、いつも周りに気を遣って過ごしている人がいます。
そして、大人になってからも、自分の気持ちを抑えて、
人に嫌われるのが怖い、という思考が働いてしまうのです。
それでは、相手に気を遣い過ぎてしまう人が、上手く断る方法はないのでしょうか・・・?
これで解決するの?よくある断り方の事例とは?
- 「携帯の調子が悪くて」と言う
- 新しい携帯を購入する
- LINEアプリをアンインストールする
- とにかく無視する
このような断り方を、一度は耳にしたことはありませんか?
この事例は、一時的な解決にはなるかもしれませんが、
頻繁に会うママ友であれば、なんだか後ろめたさを感じてしまいますし、
人間関係のトラブルにつながる可能性も考えられます。
それと、また同じことが起きたときに、その都度使える解決法ではないと思うのです。
どうしても、強行突破な感じがしてしまいますね。
悩みを解決!上手な断り方のコツとは?
まず、LINEの返信は義務ではないということです。
相手にどう思われるかを気にするあまり、必ず返信しなければいけないと思っていませんか?
気にするのは、悪いことではないですが、気にし過ぎると、悩みになります。
何でもほどほに、バランスを大切にしたいですね。
まず、LINEの返信も退会も自由、ということを、前提としましょう。
そして、断り方にはコツがあり、相手に伝える内容がどうであれ、伝え方がとても重要なんです。
これで大丈夫!トラブルにつながらない断り方の例文
グループLINE「招待」を断りたい場合の例文
招待してもらってありがとうございます。
とても嬉しいです。
だけど、私はもともとLINEやメールが苦手なんです。
どうしても負担に感じてしまいます。
だから、連絡は電話の方がいいです。
グループLINE「途中退会」したい場合の断り方の例文
最近、とても忙しくて、既読すら出来ない状況なんです。
私の返答待ちで、皆さんの話が進まない。なんてことがあると
申し訳ないので、グループから退会しますね。
ポイントは、
- 嘘のない言葉で伝える
- 断る理由をちゃんと説明する
- 相手を気遣う言葉を添える
- 明るくハキハキと(直接会って伝えるとき)
この4点です。
一時的に逃げる事を選ぶのではなく、自分の本音を伝える方が、
これからの人間関係が、ずっと楽になるのではないでしょうか。
そして、本音で生きていると、誰とでも仲良くというのは難しいかもしれませんが、
必ず気の合う人が出てくるものです。
子どもの幼稚園や保育園のことで、大事な連絡が届く可能性があります。 完全に、グループラインを退会してしまうと、困ることもありますので そこは、きちんと退会するかどうか自己判断してくださいね。
最初の一歩というものは、本当に勇気がいりますが、伝え方を工夫して、
相手に自分の思いを伝えてみましょう。
もしかすると、その一歩が、思いもよらない良い方向に進んで行くかもしれませんよ。
まとめ
- ママ友同士のグループLINEが苦手な理由とは?
- 日本人に多い、断れない心理とは?
- これで解決するの?よくある断り方の事例とは?
- 悩みを解決!上手な断り方のコツとは?
という内容で、記事をまとめてみました。
ママ友同士のグループLINEを断るのは、簡単ではありませんが、
人との関わり合いの中で、自分が成長できるチャンスだと思います。
本音を伝えることは、相手を責めることではありません。
ぜひ、勇気を出して、断り方のコツを試してみてくださいね。