子どもが親の顔色を伺うのはなぜ?対処法を徹底解説!

ふとした時に親の顔色を伺う我が子。

「うちの子、親の顔色ばかり見ているけれど大丈夫?」と心配になることはありませんか?

子どもはなぜ親の顔色を見るのでしょうか?

今からでも遅くはありません。

対処法を一緒に見ていきましょう。

幸子
子どもが親の顔色ばかりを伺うのは少し気になりますね。

親として何を心がけたらいいのでしょうか?

子どもが親の顔色を伺うのはなぜ?

 

生後7か月頃から、子どもは自分を危険から守る為に、

母親の顔色を見てお伺いを立てるようになります。

これは子どもの自然な成長過程と言えます。

確かに自分では何もすることができない赤ちゃんにとって、母親の存在は絶対的なものです。

生まれる前から始まって、誕生後も赤ちゃんは母親に依存しているわけですから、

それもうなずけます。

そして成長するにつれて、子どもは親の顔色を伺いながらある事を学習していきます。

“空気を読む”ことです。

今や”空気を読む”ことは、この社会を上手に渡り歩く上で欠かせない、

“スキル”のようになってきました。

この“スキル”を子どもは知らずして家庭の中で身に着けているというわけです。

幸子
親の顔色を見るのは子どもの自然な成長過程と知って、安心しました。

親の顔色ばかり伺う我が子、どうしたらいいの?

それにしても、余りにも親の顔色もしくは大人の顔色ばかりを伺う子どもは少し気になりますね。

こんな悩みを抱えている友人がいました。

3歳の息子は、2歳を過ぎた頃から他のお友達を突然突飛ばしたり、

乱暴なことをするようになったので、いつもその度に厳しく叱りつけていました。

息子は乱暴なことはしないようになったものの、

大人の顔色を見る子になってしまいました。

息子は、私が怒ると「ママ、笑って」と言ったり、悲しそうな顔をします。

別の友人は、親以外の大人の顔色を伺うお子さんの悩みを抱えています。

うちの子は、家では何を言っても聞かないのに、幼稚園で先生の顔色を伺っているようです。

周りの子がどんなに騒いでいても、一人静かに座っています。

家でガミガミ言い過ぎてしまったからなのでしょうか。

「良い子でいなきゃ」と思うあまり、自分を出せないのは、

ストレスがたまって良くないのではと心配です。

幸子

どちらのタイプも、親が子どもに厳しく叱ったのが良くなかったのではないかと、

心配しているようですね。

今からでも遅くない対処法とは?

子どもが親の顔色ばかり伺うようになるのには、次のような原因が考えれます。

子どもが親の顔色を伺う原因
  • 子どもに対する親の対応がいつもぶれてしまう

親の気分によって、「ダメ」が「いいよ」になったり、その逆だったりすると

子どもは判断基準が分からず、いつも親の顔色を伺うようになってしまいます。

  • 愛情不足

子どもは親の愛を確信できないと、とても不安になります。

親に受け入れてもらう選択をする為に、親の顔色を伺って物事を行うようになります。

  • 子どもの性格

もともと慎重で気が弱く、人の気持ちに敏感な子どもは、

親の顔色を伺って、GOサインがもらえると、安心して物事を行えます。

幸子
いずれにしても、子どもは「ママに嫌われたくない」という思いから、

親の判断を求めるのではないでしょうか。

では、「我が子が親の顔色ばかり伺うようになってしまった」と

感じる親御さんも、今からでも間に合う対処法を見ていきましょう。

対処法
  • 子どもが自分で判断して行うという体験を積み重ねる

成功体験が自信につながります。

服の色や食べたいお菓子の種類など、できるだけ

自分で選べるようしてあげましょう。

「ママだったらどっちが良い?」と子どもに聞かれても

すぐに答えを出さずに、「どっちがいいかなぁ?」と一緒に考えてあげましょう。

  • 応援、サポート

 親は子どもの絶対的な味方であることを伝え、安心させてあげます。

 スポーツチームがホームグラウンドで戦いやすいのは、

 自分の応援団が多いからです。

 子どもも、自分の応援団がいることが分かると、

 のびのびと、自分の力を発揮することができます。

  • 話を聞いてあげる

できるだけ時間を取って子どもの話を聞いてあげましょう。

子どもは自分が尊重されていると感じ、自信を持てるようになります。

  • 子どもへの揺るぎない愛を伝える

日頃から、子どもに笑顔を向け、スキンシップを取り

目線を合わせて話を聞いてあげましょう。

そうすれば子どもは、親御さんの愛を感じ取ります。

ヒマワリが太陽の光を受けて大きくしっかりと育つように、

子どもも親の愛という光を受けてしっかりと自分の足で

歩いていけるようになります。

  • 叱る時と褒める時のメリハリ

子どもが頑張ったことや、できたことをしっかりと褒めてあげましょう。

叱る時は、「もう知らない!」と子どもを突き放すような叱り方ではなく、

“ダメな理由”をしっかり伝えて叱ってあげましょう。

幸子
親はいつも子どもの応援団でいてあげたいですね!

まとめ

 

  • 子どもが親の顔色を伺うのは、自然な成長過程
  • 親の顔色ばかり伺う子どもの悩み
  • 親の対応のブレが子どもが親の顔色伺う原因
  • 慎重で気の弱い子どもは、親のGOサインが必要
  • 子どもの成功体験が自信につながる
  • 親は子どもの応援団
  • 子どもの話をよく聞いてあげる
  • 子どもへの揺るぎない愛を伝える
  • 褒めることと叱ることのメリハリ
幸子
子どもが親の顔色ばかり伺うようになる原因と対処法について

具体的に知ることができましたね。

子どもが安心して自分の力を発揮できる環境を作ってあげたいですね。

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