ハイハイやずりばいを覚えた頃の赤ちゃんって、自分でいろんなところに行けるようになって、元気いっぱい、好奇心いっぱい!
赤ちゃんにとっての毎日は発見の連続で、見守るママ、パパやおじいちゃんおばあちゃんも、かわいくて仕方ないですよね!
この時期になってくると、着ている洋服もこれまでの洋服から、動きやすい服を意識する必要が出てきて、どんな服がいいのか悩んでしまいます。
今回は、服選びのポイントと、サイズなどをお伝えしようと思います。
- ハイハイやずりばい期の赤ちゃんを抱えるママ
- 赤ちゃんに服を買ってあげたいと思っているおじいちゃんおばあちゃんや、ママパパのお友達
必見ですよ!
とはいっても、日ごろから赤ちゃんと接していないママパパのお友達だと、ハイハイ期の赤ちゃんの動きがうまく想像できないですよね?
また、少し早めに準備をしておこうというママも、その頃の赤ちゃんの動きやサイズ感が想像しづらいかもしれません。
まずは、ハイハイ期の赤ちゃんの動きの特徴から見ていきましょう
目次
ハイハイ期前後の赤ちゃんの動きの特徴
ハイハイができるようになると、赤ちゃんは家の中のいろんなところに自分で行けるようになります。
好奇心と共に行動範囲も広がる時期ですね。
そんな赤ちゃんの移動は、少し前の「寝返り」から始まります。
赤ちゃんの移動は「寝返り」から始まります
生まれてすぐの新生児期を経て首が座り、4~6ヶ月たつと「寝返り」ができるようになります。
寝返りができるということは、1人での移動の始まり。
うつ伏せからあおむけの状態になれるという状態です。
寝返りを繰り返して、部屋の端から端まで移動してしまう赤ちゃんもいますから、侮れません!
そして、5~7ヶ月頃になると一人座りができるようになります。
初めは前傾姿勢のお座りからです。
お座りした体制で両手を前に出し、体を支えます。
そして、筋肉の発達とともに、前傾姿勢から、手を使わないでお座りができるようになるんですね。
「ずりばい」から「ハイハイ」へ
お座りができる頃になると、「ずりばい」ができる子も増えてきます。
「ずりばい」というのは、赤ちゃんのお腹と足が床についた状態で、手や足の力を使って体を前や後ろに進める動作です。
ハイハイの一歩手前ですね。
一人座りができなくても、ずりばいが始まることもあります。
とはいえ、成長過程は様々なので、順番どおりに成長するわけではありません。
その子のペースを大事にしてあげてくださいね。
そして、生後7~10ヶ月になるとハイハイが始まります。
両手両足の力を使って、バランスよく進めるようになれば、ハイハイの完成です。
この頃になると、寝がえり期と比べて腰がしっかりしてお座りができるようになり、足もしっかりしてきているはずです。
ハイハイ期の赤ちゃんの服装選びのポイント
そんなハイハイ期の赤ちゃんの服選びのポイントを見てみましょう。
ハイハイ期の赤ちゃんの服装選びのポイント
ポイントは3つあります。
- 膝が丸出しにならないこと!
- 赤ちゃんの動きを妨げないこと!
- ママが脱ぎ着させやすいこと!
ポイント① 膝が丸出しにならないこと!
ハイハイ・ずりばい期の赤ちゃんは、四つん這いの姿勢で、いつもひざが床に擦れた状態です。
また、赤ちゃんは柔らかいラグの上を選んでハイハイするわけではありません。
ここは固いフローリングだから、回り道しようとか考えずにどこだって、お構いなしに進んでいきます。
ですから、膝を守ってくれるような、膝が丸出しにならない服がおススメです。
ポイント② 赤ちゃんの動きを妨げないこと!
また、赤ちゃんの筋力はまだ弱いので、ハイハイの動きを妨げない服であることも大切です。
そのためには、
- サイズが大きすぎない、小さすぎないか?
- 素材がゴワゴワしていないか?
- 特に足回りのもたつきがないか?
をチェックしてみましょう。
選べる服のデザインも徐々に増えてきて、ついつい大人の目線で服を買いたくなってしまいます。
でも、誰のための洋服か?を考えて、自分が買いたい服ではなく、赤ちゃんにとって着心地のいい服をチョイスしてあげてくださいね!
ポイント③ ママが脱ぎ着させやすいこと!
この頃の赤ちゃんは、好奇心いっぱいで、一時もじっとしていません。
ちょっとの間でも動いていたいんです。
そういう意味で、つなぎタイプよりも、セパレートタイプがおススメです。
理由は2つあって、
- つなぎタイプはボタンが多くて、赤ちゃんが嫌がる
- セパレートタイプだとさっと着せられる
からです。
ロンパースやカバーオールは可愛いのですが、股下などにボタンが多いです。
このようなタイプだと、洋服を着せている間に、ボタンを留め終わるまで待ってくれなくて、止めている間に逃げられちゃうなんていうことがよくあります。
この点、セパレートタイプの洋服の方がさっと着せられるので、ママもラク、赤ちゃんにとっても負担が少ないはずです。
私の周りでも、6ヶ月を超えるとセパレートタイプに移る子が増えてきたかな!?
ハイハイ期の赤ちゃんのサイズ
このころの赤ちゃんの月齢は、標準的には7~10ヶ月で、サイズは70~80です。
- ハイハイが早くて小柄な赤ちゃんであれば70サイズ
- ハイハイが遅めの赤ちゃんで大きめなら80サイズ
が目安という感じですが、もちろん個人差があります。
ハイハイの時期が夏なら半そでや短いズボンなので、多少サイズが大きくても大丈夫ですね。
とはいえ、ブランドによってもサイズ感が違います。
月齢の標準的なサイズを選んだのにサイズが合わないこともあるので、気をつけましょう。
ハイハイ期の赤ちゃんおススメ服の紹介
大切なのは、赤ちゃんの動きを妨げないことです。
特に足の動きに注目してくださいね。
足や股の部分がだぼつかず、体になじんだラインの洋服がおススメです。
トップス+パンツ(レギンス)の組み合わせ
基本的には、トップスとパンツ(レギンス)の組み合わせがベストかなーと思います。
女の子の場合であれば、レギンスの上にチュニックを着ればコーディネートが完成です。
ただし、レギンスの上にワンピースやスカートをonするのはやめた方がいいと思います。
ハイハイで裾を踏んでしまうためです。
ワンピースやスカートでも、短いもので、動きを邪魔しないものだったらいいと思います。
あと、男の子の夏の場合だと、レギンスにTシャツとかで、上のトップスの長さが短いと、少し頼りないかなぁという感じかもしれませんね?
その場合は、ウェストがゴムになったスウェット素材のパンツとTシャツなどがいいのかなと思います。
また、冬だったらレギンスの上にトレーナーならいいかもしれません。
◆女の子ボトムス:レギンス
◆女の子トップス:チュニック
◆男の子ボトムス:パンツ
◆男の子トップス:Tシャツ
- トップス+パンツをベースにする
- 簡単だし、赤ちゃんも動きやすい
- 冬のアレンジには、レギンスの上にかぼちゃパンツ(ブルマー)を重ねるのがおススメ
- レギンスはウェストがゴムなので、お腹を締め付けないし、ひざも守ってくれる
- 女の子ならトップスは、チュニックタイプでもTシャツでも
冬であれば、レギンスの上にかぼちゃパンツを履くのがおススメです。
オムツしている赤ちゃんのお尻を優しく包み込んでくれます。
夏も可愛いんですが、暑いですからね…
かぼちゃパンツを履いたお尻って、後ろから見てもかわいいのよねー!
大きなお尻をフリフリしてハイハイしてる姿がたまんなーい♪
◆かぼちゃパンツ
冬の場合、タイツは足先が隠れてしまって力が入りにくくなるので、足先が隠れないレギンス等がいいと思います。
また、サイズについては、特にパンツは赤ちゃんのサイズに合ったものを選んであげて下さいね。
ただ、Tシャツなどのトップスも、あまり大きすぎるとハイハイの妨げになるのでNGです。
すぐに大きくなるからと、つい大きめのものを買ってしまいますが、赤ちゃんの場合はサイズに合ったものがいいと思います。
インナーのおススメは?
おススメのインナーですが、これはボディ肌着がおススメです。
上下つながった肌着ですね。
理由は、この時期の赤ちゃんは本当によく動くので、セパレートの洋服を着ているとトップスがめくれてお腹が出てしまうからです。
◆インナー(女の子)
◆インナー(男の子)
アウターはポンチョがおススメ~
アウターには、ポンチョが着せやすいです。
モコモコの全身スーツみたいなタイプは、かわいいけど着せづらいし脱がせづらいという声はよく聞きます。
外出の時は、さっと羽織らせて、さっと脱がせられるのが一番ですよね?
ポンチョだと見た目もかわいいし、とっても使いやすくておススメです。
まとめ
- ハイハイ期の赤ちゃんは、好奇心いっぱで、じっとしていたくない
- 洋服選びのポイントは、特に足の動きをさまたげないもの、膝をカバーできるもの、さっと着せられるもの
- おススメ服の組み合わせはトップスとレギンスなどの、セパレートタイプ
- ハイハイ期の月齢は7~10ヶ月くらい、サイズは70~80cmくらいが標準
- ロンパースや足つきなどのつなぎは、できれば避けた方が無難
とはいえ、月齢やサイズは個人差がありますので、できれば直接確認してから購入できるといいと思います。
赤ちゃんにピッタリの服装で、ハイハイをサポートしてあげて下さいね!
あと、私のママ友の間では「足つき」はいらないよね、というのが定説でした。
靴下とパンツの切れ目がないので、良さげなんですが、滑ったりして危ないです。
滑り止めも、逆にそれがつまづく原因になったりもするような気がしました。