子どもが生まれて、楽しみなことと言ったらもちろん我が子の成長ですよね。
今回は、そんな赤ちゃんが立ち上がるまでの過程で、意外と大切な「膝立ち」についてをピックアップし、調べていきたいと思います。
目次
赤ちゃんが立つまでの成長過程とは?
まずは赤ちゃんの成長の目安をイメージしてみましょう。
赤ちゃんの成長の目安
月齢 | 成長の目安 |
0ヶ月(新生児) | ねんね・泣く |
1ヶ月 | 一点を見つめる・手足を動かす |
2ヶ月 | 「あ〜」「う〜」と声を出す |
3ヶ月 | 首がすわり始める・指をしゃぶる |
4ヶ月 | 声を出して笑う |
5ヶ月 | 早い子は寝返りが出来るようになる |
6ヶ月 | 寝返り返りをする |
7ヶ月 | 歯が生え始める |
8ヶ月 | おすわりが出来るようになる |
9ヶ月 | ハイハイ・膝立ちが出来るようになる |
10ヶ月 | つかまり立ち・つたい歩き |
11ヶ月 | 立つことが出来るようになる |
12ヶ月 | しっかり立つ・歩き始める |
発達や発育、赤ちゃんの成長には個人差があり、みんながこの通りに成長していく訳ではありません。
出来るだけ、他の子と比べることをせず、我が子の成長ペースでゆっくりサポートしていきましょう。
膝立ちとは?
9ヶ月ごろ、「ハイハイ」が出来るようになった赤ちゃんは、自分が好きなところに動けるようになり、足腰の筋肉も成長していきます。
その後、机や椅子などを手で支え、自分の体を引き上げる「つかまり立ち」をするようになります。
この「ハイハイ」から「つかまり立ち」の間にするようになるのが、「膝立ち」になります。
「膝立ち」は、その名前の通り、膝をついて上半身を起こす行為です。
初めのうちは、上半身が不安定で、グラグラすることも多いですが、やがて下半身のみの力で立っていられるようになります。
膝立ちはつかまり立ちの練習になる?
次に「膝立ち」は、つかまり立ちの練習になるのかを解説していきます。
まず、前提として、赤ちゃんによって成長の速度は異なるため、無理に練習させることはせずに、赤ちゃんのペースに合わせることが大切です。
つかまり立ちの練習には以下のような方法があります。
- 赤ちゃんの腰を支えて立たせてあげる
机や椅子などに手をつかせ、立たせることで、両足を床につける感覚を教えてあげることが出来ます。
- 手押し車型のおもちゃを使用する
おもちゃでつかまり立ちをさせる方法も一般的です。
手押し車型のおもちゃは押すと音がなったり、光ったりするものもあり、楽しく練習が出来るかもしれませんね。
- ベビージムを使用する
月齢の浅い頃から使用することが出来て、木製の物やキャラクターの装飾がある物などお洒落なデザインも多く、使い勝手は良さそうです。
どの練習をするのにも、まずは「膝立ち」から、赤ちゃんの様子を見守ってゆっくり支えていくのが大事です。
1歳をすぎてもつかまり立ちをしない場合
1歳をすぎても、「つかまり立ち」をしないため、不安になるママやパパは少なくありません。
しかし、赤ちゃんの気持ちになってみると、初めて立ち上がるということは、嬉しい気持ちがある反面、怖いと感じる赤ちゃんもいるかもしれません。
基本的には赤ちゃんのペースに合わせて、焦らないように見守るようにしましょう。
低い机や椅子の上におもちゃを置いて、「つかまり立ち」を促すのも良いかもしれません。
赤ちゃんの気持ち、意欲に合わせることで、お互いが楽しく成長の発達に向き合えることが出来ます。
ただし、どうしても心配な場合は、一人で抱え込むことなく、小児科などに相談するようにしましょう。
思わぬ事故に注意が必要
今まで寝たきりだった赤ちゃんにとって立てるようになるということは、今までより行動範囲が広がり、より注意が必要になります。
特に以下のことに気をつけ、目を話さないようにしましょう。
- 机や棚の上に赤ちゃんの口内に入るものを置かない
「膝立ち」「つかまり立ち」が出来るようになると、赤ちゃんは大人が思っている以上の高さまで手を伸ばすことが出来ます。
机や棚の上に置いてあるものに興味があるのは、当然のことなので、口に入る物や、落ちて危ない物は置かず、未然に事故を防ぎましょう。
- 転んでも大丈夫なようにマットなどを活用する
赤ちゃんが転んでしまうことに、神経質になりすぎる必要はありません。
ただ、フローリングや床に尖った物などがあると、怪我に繋がってしまうため、出来るだけ床に物を置かず、マット等でクッション性を補っておくと安心です。
- 机の角や引き戸にガードやストッパーを設ける
立ち上がった時に、机の角などで頭をぶつけないようガードを付けるのも良いでしょう。
また、特に台所には危険源が多いため、引き戸にストッパーを付けるかベビーゲートの検討も必要です。
まとめ
- 「膝立ち」はおよそ9ヶ月ごろに出来るようになる
- 「膝立ち」は「つかまり立ち」をする過程で練習になる
- 「つかまり立ち」の練習は、おもちゃやベビージムでもすることが出来る
- 赤ちゃんによって成長の発達速度は異なるため、焦りは禁物
- 「膝立ち」や「つかまり立ち」が出来ると、赤ちゃんの行動範囲が広がる
- そのため、今まで以上に事故に注意すること
今回は、赤ちゃんの「膝立ち」について解説しました。
我が子の成長について、この内容を参考にしてみてはいかがでしょうか?