赤ちゃんの首がすわると、抱っこや日々のお世話が今よりもずーっとしやすくなります。
でも、その首すわりって何ヶ月ごろからなのか、注意しないといけないことが多いんじゃないかと不安を覚えますよね。
そこで、首すわりに関しての疑問や不安を解消できるように、
- 首すわりとは?
- 首がすわるのは何か月ごろからなの?
- 注意事項
について確認していきましょう。
目次
首すわりはどういう状態を指す?
首がすわるというのは、【首がしっかりと安定すること】を指します。
首がすわると、大人が首を支えなくても自力で頭部を支えることができ、さらには頭を自力で動かせるようになります。
赤ちゃんの首がすわるのは何ヶ月ごろ?
だいたいの赤ちゃんは3~4ヶ月ごろ
母子健康手帳に記載されている乳児身体発育曲線(赤ちゃんの発育の目安になるグラフ)でも、首がすわる目安は3~4ヶ月頃となっています。
早ければ2ヶ月ごろ
早い子であると2ヶ月ごろから首がすわるようになります。
うつぶせの状態で頭を上に持ち上げることが出来るようになります。
遅くても5ヶ月ごろ
この時期になると、約90%の赤ちゃんの首がすわっています。
赤ちゃんの発育・発達には個人差があり、その子に合ったペースがあります。
体と比較して頭が大きい場合や、発達他の子と比べてゆっくり、早産だった場合は首がすわるまでに時間がかかると言われています。
どうしても心配や不安がある場合は、医師や保健師に相談してみて下さい。
首すわり時に注意しなければいけないこと
首すわり完成から1ヶ月間は特に慎重にならなければいけません。
なぜならば、座っているはずの首が、たまにガクンと動くこともあるからです。
どのようなことに注意しなければいけないのか、よくあるシチュエーション毎に見ていきましょう。
抱っこ
首がすわってからは、基本的に縦抱きで抱っこすることが増えます。
縦抱きのときには、胸から肩くらいの高さで抱っこすると良いでしょう。
これが基本的な縦抱きの仕方ですが、赤ちゃんによったら上記の抱き方を嫌がる子もいます。
様子を確認しながら喜んでいる抱き方で抱っこしてあげてください。
おんぶ
しっかり首すわりができると、おんぶ紐を使ったおんぶが出来るようになります。
ただし、最初から長時間おんぶし続けるのはやめた方がいいです。
おんぶが初めてでストレスを感じることもあるため、最初は短時間から始めます。
また、おんぶしたときの高さに物があると赤ちゃんは触ってしまいます。
もし、取られたくないものや危ないものがある場合は撤去しておきましょう。
さらには、おんぶしていると赤ちゃんの様子を直接見られませんので、定期的に鏡で後ろ姿をチェックするのをおすすめします。
椅子に座らす
ベビーチェアを使用するのは、首がしっかりすわってから使うほうが良いでしょう。
首がしっかりとすわっていないのにベビーチェアを使うと体が前のめりになってしまい、お腹を圧迫したり、姿勢が悪く呼吸が苦しくなったりするなど、悪い影響を及ぼす可能性があります。
車での外出
車での外出時は、必ずチャイルドシートを使用しましょう。
首のすわっていない赤ちゃんを車へ乗せることもできますが、その場合は寝かせられるタイプのチャイルドシートや、首をサポートするクッションなどを使用して下さい。
首がしっかりと座っていない場合も、上記のものを使用することをお勧めします。
赤ちゃんの首が座るのは何ヶ月ごろ?その時の注意事項も紹介! まとめ
- 首すわりとは、【首がしっかりと安定すること】を指す
- 具体的に言えば、大人が支えなくても赤ちゃんの首が安定した状態を首すわりという
- 首すわりのは一般的には3~4ヶ月ごろに完成すると言われている
- 早い子で2ヶ月ごろから首すわりが始まる
- 首すわり後の抱っこは、基本的には縦抱き
- おんぶすることが出来るようになるが、最初は長時間のおんぶはさける
- 椅子に座らす場合は、完全に首が座るようになってから行う
首すわりが出来るようになったら、抱っこや日々のお世話が今よりもずーっと楽になることがわかったでしょうか。
しかし、首が座る時期は早い子もいれば遅い子もいます。
焦らずに、赤ちゃんのペースに合わせて成長させてあげましょう。
そして、首すわり後は、首すわり前とは違うことに注意しなければいけなくなってしまいます。
子どもが成長していくことに合わせて、注意しないといけないことも変わってきて大変だとは思いますが、可愛い我が子の成長の為に日々頑張っていきましょう♪
目が離せないし、何より抱っこするときに首を支えなきゃ!って常に思っているのがしんどかったです。