子どもって生まれた時から無限の可能性を持っていますよね。
その無限の可能性を与えてあげるのは親御さんですが
その1つには語彙力を高めてあげる必要があります。
語彙力は、いつどのように伸ばしてあげれば良いのでしょうか?
これには親御さんのちょっとした努力と工夫が重要になるようです。
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目次
語彙力を高めるには何をしたらいい?!
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語彙力を高めるには以下のことが推奨されています。
常に正しい言葉使いで語りかけましょう。
お母さんとのコミュニケーションが重要です。
適切な言葉で前向きな言葉を使い、1文に細かく言葉を入れるようにしましょう。
今日一日のことを話したり、子どもが興味を持っていそうなことを話しましょう。
赤ちゃんの時期は?
新聞でも大丈夫なので、音読しましょう。
音を聞かせることが重要となります。
洗濯物をたたんでいる時や、散歩に行く時など目に見えるものを
全て言葉にして聞かせることも良いでしょう。
幼児期は?
語りかければ語りかけるほど子供の脳は発達すると言います。
テレビなどの音だけでは語彙力は上がりません。
実際の人とコミュニケーションをとることによって、子どもの脳は発達します。
また、素早く反応し、短く、ゆっくり話すことを心がけてみましょう。
素早く反応することによって、子どもが反応してくれた喜びが味わえます。
短く話すことによって、子どもの返答が簡単にできるようになります。
そして、ゆっくり話すことで、子どもが聞き取れるようになるんです。
一緒に言葉遊びをしましょう。
幼児期になったら、しりとりやなぞなぞなど言葉を使った遊びを一緒にしましょう。
特に、会話を自分から発することが苦手な子どもや、長い文章が苦手な子どもに有効です。
クイズを出す際に、単語をたくさん入れるようにしましょう。
そうすると、たくさんの単語を使って頭の中で想像力を働かせることができるからです。
慣れてきたら、今度は「3文字」しりとりや単語の種類を限定するなど
ルールを決めて遊んでみるとさらに想像力は育ちます。
本を一緒に読みましょう。
読書は語彙力を高めるために必要です。
本を通して、日常生活では触れることが無い単語や言い回しなどを学ぶことができます。
それによって想像力も養われます。
特に幼児期にお母さんが本を読み聞かせてあげて、それが好きになると、
小学校に入って文字を覚え、読める喜びを知ったら学ぶ喜びも知ることができます。
習い事は関係ある??
幼児期になると習い事をさせる親御さんはたくさんいらっしゃいますね。
語彙力を伸ばすには良いことですが、特に習い事の種類は関係ないようです。
しかしながら、コミュニケーションを常に必要とする習い事は
語彙力を伸ばすという研究結果も出ているので、
コミュニケーションを常にとる習い事は語彙力を高めるのに有効といえそうです。
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その場を通してのコミュニケーション能力を学ぶことが必要なのね。
これは注意して!!
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こそあど言葉を使わない
「あれ」「これ」「それ」などのこそあど言葉を多用してしまうと、子どもの理解力が下がってしまいます。
まずは適切な会話をするように心がけてみましょう。
親は擬態語・擬音語を使わない
「キラキラ」「ツルツル」「ドーン」などの擬態語と擬音語を使わないようにしましょう。
その代わりに「キラキラ」を「輝いている」や、「ツルツル」を「滑る」というように実際の言葉で表現すると
子どもの想像力も広がります。
否定的な言葉は使わない
言葉に否定的な意味を含んでしまうと、将来子どもの自己肯定感が下がってしまう可能性があります。
否定語を使うだけでなく言葉の質に対しても気をつけましょう。
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いつから始めればいいの?
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赤ちゃんは生まれた時からあらゆる言語の音を聞き分けることができると言われています。
言葉の意味はわからなくても、一旦子供が言語能力の習得を始めるとぐんぐん伸びていきます。
そして、生後1歳半ごろになるとたいていの子どもは50単語を発音できるようになり、
100単語以上を理解できるようになります。
3歳を迎える頃、覚えた単語の数は1000にまで急増し、6歳になる頃には6000になります。
研究によると、子どもが3歳の時点の言語能力では9歳から10歳の言語能力が期待できるには、
1日21000語、1時間あたり2100語をたくさん子どもに
単語を聞かせる必要があるという結果が出ました。
これは1時間に15分間おしゃべりしている程度の分量です。
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15分間今日一日のことや、実況中継などすればすぐね。
まとめ
- 語彙力を高めるには親御さんの努力が必要
- 赤ちゃんの時期はたくさん音を聞かせる
- 幼児期は素早く反応し、短く、ゆっくり話す
- 単語数を増やすためになぞなぞやクイズは有効
- 読書は日常生活で使わない単語を学ぶのに有効
- こそあど言葉や否定的な言葉は使わない
- 生まれた時から音読を始めるべき
子どもの語彙力を伸ばすには生後6ヶ月から12ヶ月までが重要な時期とも言われます。
この時期を逃さずに、そして言語を学び始める歳まで頑張ってみましょう。
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これからも、一緒に本を読んだり、コミュニケーションを大切にしてみよっと