妊娠が分かると準備するもので浮かぶアイテムの一つは「母子手帳」ですよね。
新しい命の誕生に、喜びいっぱいで母子手帳を手にするママもいれば
授かり婚の場合は「何から準備すればいい?」「どんなタイミングで?」
とこの先のスケジュールに不安を抱くのではないでしょうか。
- お互いの両親への挨拶
- 入籍
- 結婚式
とおめでたい反面、一気に慌ただしくなりますよね。
そこでこの記事では、私の友人の体験談をもとに
- 母子手帳とは?
- 【授かり婚】母子手帳交付手続きの不安とは?
- 母子手帳を持つメリットとは?
を詳しく解説します。
入籍の日にちは未定という妊婦さん、必見です。
目次
母子手帳とは?
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母子手帳は、正式には「母子健康手帳」と言い
年齢や国籍に関係なく、妊娠を届け出ることで受け取ることができます。
母子手帳を世界で取り入れた国は、日本がはじめてでした。
現在はその利便性が認められ、世界各国で取り入れられているそうです。
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母子手帳の活用とは?
母子手帳は、母子の健康をサポートする目的に使われるツールです。
主に病院で活用され
- ママの妊娠出産の経過
- 成長発達の様子
- 赤ちゃんの健康管理
- 予防接種の履歴
などが詳しく記録できるようになっています。
母子手帳を利用する期間は、妊娠から子どもが小学校に入るまでの7年間で
この期間は「妊娠」「出産」「小児科」といろいろな方のお世話になります。
病院にかかった時に持ち歩いていると、過去の履歴を病院の先生に伝達できるので
大変役に立つ手帳です。
母子手帳はいつ頃もらう?
母子手帳をもらう時期は、「妊娠がわかったらすみやかに」という表現や
「医療機関で健診を受けたのち」と一般的には言われます。
目安としては、だいたい妊娠6週目以降です。
産院から定期健診の際「母子手帳はもらいましたか」と声をかけらることもあるでしょう。
受け取りできる時期は、ぜひ覚えておいてくださいね。
交付の手続きはどこで?
ほとんどの場合、交付の手続きは市区町村の役場窓口や保健センターです。
その際、「妊娠届出書」の手続きも同時に行います。
各市町村ごとに、母子手帳の交付先は違うため
お住まいになっている市町村の役場のホームページで確認しておきましょう。
手続きに必要な事前準備とは?
私が住んでいる自治体のホームページを調べてみたところ
①個人番号を確認できるもの
- マイナンバー(個人番号)カード
- 通知カード(住所や氏名等の記載内容が住民票の情報と一致している場合のみ)
- マイナンバーが記載された住民票の写真
②顔写真入りの身元を証明できるもの(運転免許証、パスポート等)
(※顔写真入りの身分証明書がない場合は、健康保険の被保険者証や
年金手帳など身元を確認できるもの2種以上)
と記載されています。
【授かり婚】母子手帳交付手続きの不安とは?
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知人は、事前に準備する書類を調べたとき、以下のことに疑問を持ったそうです。
それは
- マイナンバーカードの番号はどうやって確認するか
- 入籍はこれから、苗字はどうしたらいいのか
- そもそも入籍前に母子手帳はもらえるのか
ということです。
知人は、マイナンバーカードの保管先が分からず
その他の書類(個人番号が記載された住民票またはその写し)
と本人確認書類は運転免許証で対応することにしました。
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授かり婚の場合、苗字はどうなる?
結論からお伝えすると(知人の場合)書類の苗字は
新姓を自分で記入して窓口に提出したところ、そのまま通ったそうです。
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ただし、自治体によっては、入籍前の新姓記入が認められず、旧姓記入となる可能性もあります。
その場合は、入籍後に修正できますが、直した痕跡は残ってしまいます。
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それを子どもが見てどう思うのかは考えてあげたいですよね。
母子手帳を持つメリットとは?
母子手帳を持っていると、子育て支援サービスが受けられるという大きなメリットがあります。
もっとも有名なものは
「妊婦一般健診の助成」が最大14回受けられるということです。
(里帰り出産など、県外の医療機関受診についても助成の対象)
助成券は、母子手帳の交付の際に一緒にもらえます。
妊娠期間中は体調を崩しやすく、病院で健診を受ける機会がどうしても多くなりますので
母子手帳交付の手続きは早めに行う方が良いと思いました。
入籍も早めに済ませることがおすすめ
母子手帳は、入籍前でも交付してもらえることが分かりましたね。
ただ、入籍も早く済まることがおすすめです。
入籍を済ませていない場合、出産育児一時金の給付の手続きの申請に時間がかかってしまったり
「税金の配偶者控除」「扶養者控除」を受けることができません。
籍が変わると言うことは「住所」「名前」の変更や「保険証の手続き」などの申請も必要です。
妊娠初期は、妊婦さんの体調や赤ちゃんの状態がなにかと不安定ですが
妊娠8ケ月以降、お腹が大きくなり過ぎると、今度は移動が大変になります。
そのことを考えると、早めのタイミングで入籍するのが良いでしょう。
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出産と結婚が同時にやってくるのは、忙しいスケジュールとなりますが
事前に情報を知っておくと焦らず行動できますよね。
まとめ
- 母子手帳は、正式には「母子健康手帳」と言い
- 年齢や国籍に関係なく、妊娠を届け出ることで受け取ることができるもの
- 母子手帳は、母子の健康をサポートする目的に使われるツールで
- ママの妊娠出産の経過
- 成長発達の様子
- 赤ちゃんの健康管理
- 予防接種の履歴などが詳しく記録できるようになっている
- 母子手帳は、妊娠6週目頃からもらえる
- 交付先は、主に市区町村の役場窓口や保健センター
- 個人番号を確認できるもの(マイナンバーカード、通知カード
- マイナンバーが記載された住民票の写真)
- 顔写真入りの身元を証明できるもの(運転免許証、パスポート等)
- 【授かり婚】入籍前でも母子手帳はもらえる
- 【授かり婚】苗字はどうなる?
- 入籍前でも新姓で認められる場合もあれば、自治体によっては旧姓で対応
- 母子手帳を持つメリットとは?
- 子育て支援サービスが受けられる「妊婦一般健診の助成」が最大14回
- 入籍も早めに済ませることがおすすめ
- 入籍していないと、各種申請に時間がかかったり
- 「税金の配偶者控除」「扶養者控除」を受けられない
この記事を参考に、ママの体調とお腹の赤ちゃんの健康を一番に考えて
慌ただしいスケジュールを乗り越えてくださいね。