我が子の自我が芽生えて
「イヤ!」
と言えるようになると
「また成長したな…」
と、親としてはうれしくなりますよね。
しかしその一方で、寝る時間になっても
「まだ眠くない!寝たくない!」
なんてワガママを言われて、困ってしまうことありませんか?
今回は、そんな2~3歳頃のお子さんを持つお母さんたちにお勧めの、夜寝かしつける時にお勧めの動画を紹介します。
寝かしつける時にお勧めの動画
お勧めの動画絵本
絵本といったら手に取って読む本タイプが一般的ですが、今やYouTubeなどの動画サイトで提供されている絵本を動画化した「動画絵本」を楽しむことができます。
有名な昔話などもたくさんありますが、それ以外のおすすめの動画絵本を5本ご紹介します。
①「おやすみどうぶつえん」
閉園後の動物園を覗くと、さまざまな動物の親子たちが寝ています。 動物たちがどんな風に寝ているのか、檻を周っていきます。
男性の声が優しいのと、「スヤスヤ」などの表現によって、睡眠が助長されます。
②「おやすみなさいまたあした」
寝る前に明日の楽しいことを想像し、「早く明日になあれ」と考えながら夢を見るお話です。 嫌いな注射も夢の中では痛くありません。 がんばった後にはご褒美が…?
明日を楽しみにしながら眠れるお話です。
物語が好評で、絵本にもなったようです。
③「ねるの?ねないの?」
こぐまの男の子が、明日の予定のために「ママ、ぼくもう寝るね」と寝ようとします。 しかし、お友達に手紙を書いたり、次の日の持ち物の準備をしたりと、なかなか寝ることができません。
「ねるの?ねないの?」と、そう言いたくなってしまうユーモアのあるお話です。
④「すやすや おやすみ」
物語の主人公である男の子が、お母さんに「すやすやおやすみ」という絵本を読んでもらっています。
「フワフワフワ」犬があくびをしています。
「ザワザワザワ」木があくびをしています。
「ピカピカピカ」月があくびをしています。
「だんだん眠くなってきたから、もう寝ようかなあ。おやすみ。」
と、物語の中の動物や木、月たちがあくびをし、どんどん眠りについていきます。
「ママ、僕まだ眠くない。もっとお話し読んで。」
男の子はまだ眠くありません。
お母さんがお話を読み進めます。
「君はまだ寝ないのかい?一緒に寝ようよ。」
お月様が男の子に話しかけると…。
「まだ眠くない、もっと読んで。」というセリフは、きっと子どもたちの共感を得ます。
あくびをしている表現や、月の眠そうな声が、眠たい気持ちを誘ってくれるでしょう。
⑤「おやすみマーニ」
マーニは、君(子ども)と同い年の羊です。
マーニは君と同じで、元気いっぱいで、眠たくなっても、すぐには寝れません。
そんなマーニは、寝る前に、次の日の楽しいことを考えて寝ることにしました。
物語の導入で、聞いている子どもが想像しやすいような設定をしています。
この動画には、寝ているマーニの静止画があるだけです。
目をつむって耳だけで楽しむのに、とても理解しやすい文章で話が進められていくところがお勧めです。
睡眠用BGM
動画サイトには、物語だけでなく、睡眠用BGMも載せられています。
特に、オルゴール調の静かでゆったりとしたBGMがお勧めです。
動画絵本だと4~5分で物語が終わってしまうので、「…なかなか寝付けない!」というお子様には、ぜひ音楽をかけ流してみてはいかがでしょうか?
⑥アンパンマンのオルゴール
子どもたちで好きな子が多い、アンパンマンのオルゴールBGMです。
30分程の動画で、サムネイルがアンパンマンたちが寝ている画像なので、「アンパンマンが寝ているなら!」と、30分もの間にぐっすり夢の中へ入ること間違いありません。
⑦モーツァルトのオルゴール
子どもたちにも結構人気で、モーツァルトの曲がオルゴールになっている動画がたくさんYoutubeにあがっています。
- 「聴くと頭が良くなる」
- 「お通じが良くなる」
と話題のモーツァルト効果は子供にも効くようです。
クラシックはリラックス効果が高い曲が多いので、一度試す価値はあります。
動画をお勧めする理由
動画を使って寝かしつけるのは、現代ならではの手法です。
しかし、便利な反面、「寝る前に動画(スマホなど)を見たら目が覚めてしまうのでは?」と不安に感じるお母さんたちは多いと思います。
そこで動画を推す、メリットとデメリットをお伝えします。
- 絵本を持っていなくても、いろんな作品を見ることができる
- 動画そのものを見なくても、音声や音だけで楽しめる動画もある
- 親が忙しくても、代わりに動画が読み聞かせをしてくれて便利
- ブルーライトで目が覚めてしまう可能性がある
- 様々な動画を見進めていくうちに、子ども向けではないコンテンツにたどり着く可能性がある
- 童話などは、お母さんの声で読み聞かせる方が子どもへのリラックス効果は高い
子ども向けではないコンテンツが出てくる可能性については、GoogleやYouTubeで年齢制限を設定できますし、キッズ用のYouTubeアプリもあります。
iPhoneでは、設定でコンテンツ制限をかけることが可能です。
また、たしかに知らない人の声で読み聞かせをするよりは、家族の声の方が寝かしつけの効果は高いです。
その場合は、録音機能を使って絵本を読み聞かせするアプリもあります。
予め家族の声を録音しておけば、何度でも再生して聞くことができるので非常に便利です。
よく、子どもが気に入った絵本を持って来て、「ママ、これ読んで~」と言われることもあると思います。
手を離せない時に限って、よくありませんか?
そんな子どもの相手をして欲しい時にも使える動画なので、ぜひチェックしてみてください。
YouTubeは特に、1本の動画が終わったらどんどん次の動画に切り替わってキリがありませんが、子どもと動画を「1本見たら寝る」という約束をして、寝る前の楽しみを一つ作っておくのも一つの策ですね。
まとめ
今回は、2~3歳児を寝かしつける時におすすめの動画を7つ紹介しました。
- 「まだ寝たくない」という子どもの気持ちに寄り添った共感力のある物語がお勧め
- 「スヤスヤ」などの寝息やあくびなど、眠気を助長するセリフが入っている物語がお勧め
- オルゴール調の静かでゆったりとした音楽がお勧め
- 絵本を持っていなくても、絵本を動画化した「絵本動画」がある
- 家族が忙しくても、代わりに動画が読み聞かせをしてくれる
- アプリと録音機能を使って、家族の声で読み聞かせをすることも可能
これらのおすすめ動画以外にも、素敵な動画がたくさんありそうね。
お気に入りの動画を子どもと一緒に探すのも、一種のコミュニケーションになるかも!
うちの子は3歳で、本当に毎日寝かしつけるのが大変なのよね。
寝顔はホント天使なのに(笑)
だけど寝る前に動画なんて見せたら、逆に目が覚めちゃうんじゃないのかな?
私も調べる前はそう思っていましたが、それが意外にも・・・さっそくみていきましょう。