ワンオペ育児ってどこから?あなたのワンオペ度チェックリスト!

”ワンオペ育児”とは、夫婦のどちらかが1人で育児や家事のほとんどを背負わなければならない状況の事。

2017年の「ユーキャン新語・流行語大賞」にノミネートされた事で話題となり、広く知られるようになりました。

ワンオペ育児を担うのは母親(妻)側の事が多いですが

「夫は仕事が忙しいからしょうがない」
「周りのママ達も頑張っているから」
「私が我慢すればいいだけ」

こう思って、1人で頑張りすぎていませんか?

ワンオペ育児により疲弊したママ達が、うつや育児ノイローゼになるケースがあとを絶ちません。

また、自分がワンオペ育児の状況にあると気付かず、周りに助けを求められないママもいます。

今回は、ワンオペ育児度チェックリストを作成しました。

どこからがワンオペ育児なのか、自分はワンオペ育児をしているのか、気になっている方はチェックしてみてくださいね。

さらにワンオペ育児がつらい、改善したいという方へ乗り切るコツもお伝えしていきます。

どこからがワンオペ育児?チェックリスト

「ワンオペ育児ってどこから?」
「うちってワンオペ育児?」

と疑問に思っている方、こちらに当てはまるかチェックしてみて下さいね。

ワンオペ育児度 チェックリスト
  1. 子どもの寝かしつけは、自分1人でやる日が多い
  2. 朝子どもが起きる頃には、夫は出勤している事が多い
  3. 子どもの沐浴やお風呂は、1人で行う日が多い
  4. 幼稚園・保育園の送迎は、ほとんど自分だ
  5. 子どもの通院に付き添うのは、ほとんど自分だ
  6. 夫は、休みの日も育児・家事より自分の事優先である
  7. 夫は、子どもと遊んでくれるが、お世話はほとんどしない
  8. 子どもが夫に懐いていない
  9. 夫と、子どもの事や悩みを共有できていない
  10. 短時間でも子どもを夫に預ける事に不安を感じる
  11. 自分1人の時間がほとんどない
  12. 夫が単身赴任
  13. 近くに頼れる実家や友人がいない
  14. 育児・家事がつらい、疲れている

当てはまったのが4つ以上ならワンオペ育家庭1~3つでもワンオペ育児予備軍と言えるでしょう。

夫が仕事の日は朝から寝るまで1人で育児をしている状態や、周りに頼れる人がいない環境などがワンオペ育児と定義されるようです。

また、「育児がつらい、疲れている」と感じている人は要注意。

これ以上頑張りすぎないことが大切です。

乗り切るコツを紹介する前に、ワンオペ育児に陥りやすいのはどんな家庭なのかをみてから改善策を探ってみましょう。

ワンオペ育児になる原因は?

 

ワンオペ育児に陥りやすい家庭の特徴として

  • 夫の仕事が忙しく、1人でやらざるを得ない
  • 夫が育児・家事に協力してくれない

この2つに大きく分けられるのではないでしょうか。

これに加え

  • 頼れる人が近くにいない
  • ママが我慢強い、頑張り屋さん

など、家庭環境やママの性格・感じ方によっても、ワンオペ育児の大変さは変わってくるものです。

原因別、ワンオペ育児の乗り切り方

夫が育児・家事に協力的か非協力的かで、改善策も変わってきますよね。

そこで、家庭の特徴別に乗り切るコツをご紹介したいと思います。

夫は協力的だが、仕事が忙しいという場合

夫の仕事が忙しくワンオペになっている場合、朝起きてから寝るまで1人で育児をこなす人がほとんどだと思います。

共働きの場合は、時間に追われてついイライラ・・・猫の手も借りたい状況ですよね。

専業主婦の場合は「育児も家事も完璧にしなきゃ!」と思って、追いつめられてしまうママもいるようです。

しかし、子育ては24時間年中無休

協力的なパパという心強い味方がいるなら、夫婦で上手に乗り切れると思います。

夫が協力的な場合の乗り切り方
  • 家事はほどほどにする
  • パパが休みの日は、子どもを預けて自分の時間を作る
  • 日々の子どもの成長や、悩みを共有する
  • 仕事が忙しい中でも、協力してくれる事に感謝する

ワンオペ育児に限らず、子育て中のママは「家事は手を抜いてほどほどに」が鉄則です。

あれこれ完璧にこなしていたら、人間誰しも疲れてしまいます。

ママがダウンしてしまっては、それこそワンオペ家庭にとっては死活問題ですよね。

日頃から頑張りすぎない事を目標にしましょう。

きっとパパとしては、仕事で家にいない事を心苦しく感じていると思います。

そんなパパの気持ちをくみ取ってあげて、できる時はどんどん育児参加してもらうのも手です。

その為には普段から、子育てや家の事を共有しておくのがおすすめです。

あとはやはり、ささいな事にも感謝する気持ちを忘れずにいたいですよね。

夫が家事・育児に非協力的な場合

そもそも夫が育児や家事に協力してくれないという場合は、育児に参加してくれるように促すか、夫以外に頼る先を見つけるか、になってきます。

後者は少し寂しい感じがしますし、子どもにとっての影響も気になりますが、実践したママからは

「かえって気が楽になった」

という意見が多いのも事実なので、最終手段として頭に入れておくといいかもしれませんね。

夫が非協力的な場合の乗り切り方
  • 1人で抱え込まず、相談してみる
  • 夫にワンオペを経験させてみる
  • 少しでもやってくれた時には、大げさに褒める
  • 1人の時間や、ストレス発散法を作る
  • 家事代行や一時保育を利用する

非協力的なパパの中には

「何をすればいいのかわからない」

と思っている場合が多々あります。

やはりママのほうが、育児も家事も慣れているので「邪魔になってしまう」と感じるんだとか。

しかしパパも育児に参加しなければ子どもとの愛着関係は築けませんし、積極的に遊んだりお世話してもらいましょう。

そんな時は「助かった、ありがとう!」「パパのほうが上手だね!」など、大げさに褒める事も忘れずに。

また、ママの大変さに気付いていないパパもいるので、悩みを打ち明けてみると、案外話を聞いてくれるかもしれませんよ。

実家や一時保育に頼ってたまには息抜きすることも大事です。

1人で抱え込まず、長い子育て期間を乗り切っていきましょう。

まとめ

「どこからがワンオペ育児なのか?」

という疑問を解決するべく、ワンオペ育児度チェックリストと、ワンオペ育児を乗り切る改善策をご紹介しました。

  • 育児・家事のほとんどを1人で行っている状態を”ワンオペ育児”という
  • ”ワンオペ育児”を、1人で頑張りすぎてしまうママが多い
  • チェックリストの4項目以上に当てはまると”ワンオペ育児”
  • チェックリストに当てはまったのが1~3項目でも”ワンオペ育児予備軍”
  • 「育児がつらい、疲れている」と感じる場合は要注意
  • 夫が協力的か非協力的かによって、異なるアプローチで改善を

 

子育ては大変ですが、子どもの成長や笑顔は何よりも嬉しいものですよね。

1人で抱え込まず、ストレスを溜めないように乗り切っていきましょう。

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