妊娠中は不安や心配事も多い反面、未来の楽しい子育て生活に、思いを馳せていたお母さんも多いのではないでしょうか?
しかし実際子どもが生まれると、授乳におむつ替え、イヤイヤ期に家事との両立・・・
などなど、日々の生活と子どもの世話に追われ、育児を楽しむ余裕がないというのが現実ですよね。
お母さん達は本当に毎日大変なんだと、その結果からも想像できるよ。
もちろん子どもはかわいいし楽しい時もあるけど、
「楽しいよりも大変な事のほうが多い」
というのがお母さん達の本音みたいね。
そこで今回は、
- 育児を楽しいと思えない理由
- 育児を楽しむコツ
について紹介します。
目次
育児を楽しめないのはなぜ?
冒頭で紹介したアンケートでは、
- 育児が楽しい・・・約50%
- 育児が楽しくない・・・約40%
- どちらとも言えない・・・約10%
という結果でした。
育児を楽しめない理由として、以下のような声が上がっていました。
- マニュアルがない
- どんなに頑張っても評価されない
- 親としての責任感が重い
- 自分の時間がない、休めない
- 仕事・家事との両立が大変
- 子どもの世話や遊ぶのが苦手
- パートナーや周りのサポートが得られない
- 子どもが言うことを聞かない
などなど、様々な理由がありました。
悩みは人それぞれ、家庭環境や子どもの年齢によっても違うようですね。
育児を楽しむコツは?
「育児が楽しい」というお母さんも、もちろん大変な事はあるはずですよね。
では、育児を楽しんでいるお母さんとそうでないママの違いはなんでしょうか?
少しでも育児を楽しむためのコツはなんなのか、調べてみました。
ストレスを溜めない
「ストレスを溜めるのはよくない」とわかっていても、実際どうすればいいのでしょう?
- パートナーやママ友、自分の母親などと愚痴や悩みを共有する
女子会などで、悩み相談だけであっという間に数時間たっていた!ってことありませんか。
しかも特に悩みは解決しなくても、相談した当人は話しただけでスッキリしているなんてことも。
女性はストレスが溜まると饒舌になる傾向があり、誰かに愚痴や悩みを話すだけでも、ストレス解消になるそうです。
直接話すのが苦手という人は、今はSNSなどで悩みを共有できる時代。
仲間を見つければ、「大変なのは自分だけじゃないんだ!」と思えるかもしれません。
- 頑張っている自分を認めてもらう
子育てには成績表や昇給などの目に見える評価がない為、やりがいを見出せず、自分の価値を見失っているお母さん達も多いのでは。
そこで効果的なのが
「他の誰かに頑張りを認めてもらう」
という方法です。
自分で自分の事を認め、褒めてあげてもいいですが、やはり人から評価をもらい、承認欲求を満たすことも大事だと思います。
パートナーや友人に
「私って頑張ってると思わない?」
と冗談ぽく聞いてみるといいみたいですよ♪
- 育児以外の楽しみ・趣味を探して、ストレス発散方法を見つける
育児を楽しんでいるお母さん達の中には、自分の趣味をもっている人が多いようです。
ポイントは、ただ一人の時間を持つだけでなく、「成長」できる趣味や楽しみを作ること。
手芸やスイーツ作り、はたまた筋トレなど、上達や成果が目に見えるほうがストレス解消にはいいそうです。
まだ子どもが小さくてそんな余裕ない~!
という場合は、子どもと一緒に楽しめる折り紙やぬりえなどはいかがでしょうか。
上手に出来ると子どもも喜んでくれますし、遊びながら達成感も味わえるのでオススメです♪
私もたまに子どもより集中しちゃう時があります(笑)。
- なんでも完璧にせず頑張りすぎない
日本のお母さんは諸外国に比べて、家事・育児の負担が大きいというのが現状です。
共働きの世帯が増え、夫と家事を分担しているという家庭も多くありますが、「家事・育児の中心は女性」という考えが根強く残っているように感じます。
もちろん、働きながら家事も育児も完璧にこなしている、という人も中にはいると思いますが、お母さん達も人間です。
あれもこれも完璧に、とはいきませんよね。
ワンオペ育児の場合や、パートナーが非協力的だとなおさらです。
家事に追われて子どもと向き合う時間が持てない、子育てを楽しめない、とストレスが溜まっているなら、とてももったいないことかもしれません。
たまに手を抜いても、疲れたら休んでも案外なんとかなるものです!
時にはパートナーや家事代行などの力を借りるのもいいですね。
家事も育児も仕事も頑張りすぎず、一度肩の力を抜いてみてくださいね。
私は
「頑張らないことを頑張る」
という言葉をモットーにしています。
慣れない育児の中、
「いい母親、いい妻でいなくちゃ!」
と、自分で自分を追いつめていた時に出会った言葉で、疲れた時は言い聞かせています。
ストレスが溜まると体調も悪くなり、心身ともに悪循環に陥ってしまいます。
頑張ってるなぁ疲れてるなぁ、と思った時はリフレッシュして、自分を労ってあげてくださいね。
人と比べない
子どもの発達、他の家庭の環境、自分のことなど、ついつい人と比べて劣等感を感じてしまうことってありますよね。
特に子どもの発達や成長のことは、母親としては気になって当たり前だと思います。
しかし、子どもの成長は個人差が大きいものです。
他の子と比べるのではなく、その子の中での成長に目を向けてあげると、ちょっとしたことに子育ての喜びを感じられるかもしれません。
自分は気にしていなくても、周りから言われると急に気になってしまうこともありますよね。
それに今の時代は、SNSやインターネットなど情報が溢れています。
でも、我が子のことを一番わかっているのはお母さんです。
不安になりすぎることなく、我が子のペースがあると信じて見守ってあげたいですね。
子どもを一人の人間として認める
子どもが言うことを聞かなくて困っている、という場合は、我が子を思うあまり真面目に向き合いすぎているかもしれません。
もちろん親なので、子どものことを心配し悩むのは当然ですが、あくまでもお母さんと子どもは別の人間です。
なんでも親任せだった赤ちゃんの頃とは違い、成長するにつれて自我や親とは違う主張が出てきます。
一方的に言うことを聞かせるよりも、子どもの意見を聞いた上で、お母さんの気持ちも伝えてみるなど、
ちょうどいい距離感でコミュニケーションをとっていくことができれば、
「なんで私の言うことを聞いてくれないの!?」
「私のことが嫌いなの!?」
というモヤモヤした気持ちが、ちょっと楽になるかもしれません。
小さい頃の写真を見返す
赤ちゃんや小さい子の写真て、とてもかわいくて癒されますよね。
それが我が子の姿ならなおさらです。
子どもとケンカしてしまった時や、ちょっと育児に疲れた時などは、ぜひ子どもの写真や動画を見返してみてください。
気づかないうちに成長した所、逆に変わってない所など新たな発見もあるかもしれません。
となると手間がかかるけど、今はスマホで気軽に記録が残せるのでいいですよね♪
子どもとのスキンシップを大事にする
スキンシップは親子共にメリットがあるのをご存知ですか?
- 癒し効果、ストレス解消
- 幸せホルモンが分泌される
- 相手の心理状態がわかる
肌と肌を触れ合うだけで、このような効果が期待できるなんて不思議ですよね。
過剰なスキンシップは必要なく、手を繋ぐだけでも効果的なんだそうです。
日本人は、文化的にスキンシップが希薄な傾向にありますが、コミュニケーションのひとつとして、親子のスキンシップは大事にしていきたいですね。
時間がとれる時に、できるだけたくさん触れ合っておきたいですね。
育児を楽しいと思えないのはなぜ!?その理由と楽しむコツは? まとめ
今回は
- 育児を楽しめない、と悩んでいるお母さんは約4割
- 子育ては楽しいだけじゃなく、大変なことのほうが多い
- 育児を楽しめない理由は様々で、家庭環境や子どもの年齢によっても違う悩みがある
- 少しでも育児を楽しめるようになるコツ
をご紹介しました。
育児を楽しめないと悩んでいるお母さんは、あなただけじゃありません。
でも貴重な子育ての期間、少しでも親子で楽しめるように過ごしたいですね。
私は元々子ども好きで、友人の子どもと遊んでいる時も
「子どもが生まれたら楽しいだろうな~」
とよく思っていました。