保育園に入ることが出来たのは良かったけど、登園の時に毎朝大号泣。
泣いている子どもを置いて、仕事に行くことで愛情不足になってしまうんじゃないか。
いつまでこんな毎日が続くのか、対処方法はどうすればいいか。
色んなことが不安になって、仕事にも影響が出ちゃいますよね。
目次
保育園の別れ際に子どもが泣く理由とは?
保育園での別れ際に子どもが泣いてしまう理由には、これらのパターンが考えられます。
- 保護者と離れるのが寂しい
- 環境に慣れていない
- お友達とのトラブル
- 保育園のルールで自由に出来ない
保育園での別れ際に子どもが泣いてしまう時の対処法
保育園に通い始めの頃は、別れ際に泣いてしまう子も多いでしょう。
子どもの目線になると、慣れないうちは、自宅でのびのび過ごせる環境から保育園に送り込まれることで、不安になったり、いつもそばにいてくれるママやパパと急に離ればなれになるのはとっても辛いものです。
泣いている子どもを置いていくのは、親としても辛く、後ろ髪を引かれる思いですが、保育園に通わせる以上、我慢して前に進まなければなりません。
それでは、保育園の別れ際に子どもが泣いてしまった時の誤った対処法と、正しい対処法について紹介します。
- 泣き止むまで付き合おうとする
泣いているのにすぐにいなくなるのは可哀想と思い、つい長時間付き合ってしまうケースが多いですが、これでは泣くとママやパパは一緒にいてくれるという感情が芽生え、余計に別れ難くなってしまいます。
- 登園中や家を出る前に「今日は絶対泣かないでね」と約束する
一見、成功しそうな対処法ですが、基本的に子どもはわざと泣いている訳ではありません。
事前に約束をすることで、本人にとってプレッシャーに感じ、その時はよくても、保育園につくと結局泣いてしまうケースが多いです。
- 子どもが見ていない隙など、気づかれないようにその場を離れる
その時はすぐに離れることが出来て、確実な方法ですが、子ども目線で考えると、何も言わずにママやパパがいなくなってしまうと、「もう帰ってこないかもしれない」と感じてしまうかもしれません。
- 「仕事が終わったらすぐに来るからね」と、ひと声かけてその場を離れる
必ず迎えに来ることを伝えることで、少し安心感を覚え、後々納得してくれるケースも多いです。
また、あまり時間を掛けすぎないことで、子ども自身も切り替えがしやすいです。
- 保育園での楽しいことを日常で積極的に聞き出す
すぐに実行できる対処法ではありませんが、子どもと意思疎通が出来る場合は、保育園での楽しみや、仲の良いお友達と先生などの話をお家ですることによって、保育園が安心で居心地の良い場所だと気づくきっかけにもなります。
- 子どもの気持ちを否定しない
「どうして泣いちゃうの」「仕事なんだから仕方ないじゃない」と思いがちですが、子どもの気持ちを聞き出し、決して否定せず、ゆっくり何回も説明することが大切です。
時間はかかるかもしれませんが、お互いが納得し、成長につながります。
- 本人の好きな服や髪型で登園する
嫌な登園の時間に、自分の好きな服を着れると、少しでも楽しくなり、気分が晴れるかもしれません。
保育園に子どもを預けることで愛情不足になる?
保育園に子どもを預けることで、子どもと一緒にいる時間が短くなり、愛情不足にならないか心配になることもあるかもしれません。
しかし、愛情の与え方は、単純に長い時間一緒にいることではなく、短い時間でもたくさんスキンシップを取ることです。
そもそも、保育園で子どもが泣くということは親の愛情がきちんと伝わっている証拠です。
保育園での出来事を聞いてあげたり、たくさん頭を撫でてあげてスキンシップを取るように心掛けましょう。
「3歳児神話」
の考え方が主流だったけど、今は否定されていて神話にすぎないという考えでも大丈夫ですよ!
保育園の別れ際に子どもが泣くのはなぜ?心配な愛情不足についても解説! まとめ
- 保育園の別れ際に子どもが泣くのは次のような理由がある
- 保護者と離れるのが寂しい
- 環境に慣れていない
- お友達とのトラブル
- 保育園のルールで自由に出来ないなど
- 対処法は子どもの気持ちになり対応すること
- 必ず帰ってくることを伝え短時間でその場を離れるのがベスト
- 保育園に子どもを預けることが理由で愛情不足にはならない
- 日々の生活の中でたくさんスキンシップを取ることが大切
今回は、保育園の別れ際に子どもが泣いてしまう理由と、その対処法について解説しました。
今後、子どもを保育園に預ける方や、不安を抱えている方にとって少しでも参考になればと思います。
心苦しいけど、出来るだけすぐにその場を離れた方が、子どもにも自分にも良いイメージがあるわ。