この記事を読んでくださっているあなたは
専業主婦がワンオペ育児に弱音を吐くって甘え?と悩んではいませんか?
旦那さんがフルタイムで働いてくれている以上
専業主婦の自分はワンオペ育児でも頑張ろうと思っている。
でもどうしても疲れてしまうし、上手くいかないし、日中誰にも相談できなくてつらい・・。
専業主婦なのに弱音を吐いてしまう自分は甘えなんだろうか?
こんな風に悩んでいる方も多いかもしれませんね。
ということで今回は
- 専業主婦がワンオペ育児でつらいと思うこと
- ワンオペ育児に弱音を吐いてしまうことが本当に甘えなのか?
ということを検証していきます。
目次
専業主婦がワンオペ育児に弱音を吐くのは甘え?
結論から申し上げます。
「甘えなんかではありません!」
むしろ、あなたは1人でよく頑張られていると思います。
言葉の通じない自分の子どもと2人きり。
話を聞いてくれる人も居ない。
旦那さんにも理解して貰えない。
そんな中で一生懸命育児を頑張る自分をまずは褒めてあげましょう。
また、働きながら育児をしているあの人だって、保育園や実家の親に頼っているかもしれないのです。
どちらが辛いなどと比べる訳ではありませんが、その点専業主婦のあなたは四六時中子どもと一緒に居ますよね。
人ひとりの命を預かっているんです。
その重圧や恐怖と常に戦いながら大変な思いをしているはずです。
「専業主婦だからワンオペ育児は当たり前」
「専業主婦がワンオペ育児に弱音を吐くのは甘えだ」
などと思う必要はありません。
あなたにはあなたにしか分からない辛さや悩みがあって当然ですし、甘えなどと思わず、周りに助けを求めても良いのですよ。
専業主婦のワンオペ育児、何が辛い?
では、具体的に専業主婦のワンオペ育児の何が辛いのかをまとめてみました。
ご自身の状況と照らし合わせ、共感していただければと思います。
孤独を感じるということ
1番のストレスは、孤独を感じてしまうことかもしれませんね。
「子どもと居るのに孤独?」
と周りから言われてうんざりしてしまった方もいるのではないでしょうか。
もちろん可愛い我が子と一緒にいることは幸せなことです。
しかし、産まれたばかりの子どもは、言葉でコミュニケーションを取ることはできません。
なぜ泣いているのかも教えてくれません。
そして、そのような状況になったとき、すぐに相談できる人がその場に居ないのです。
これでは孤独感を感じてしまって辛くなるのも無理はないでしょう。
自分が働いていないことに劣等感を感じる
そもそも
「専業主婦なのにワンオペ育児に弱音を吐くのは甘えなんだろうか?」
と悩んでいる方は、自分が仕事をしていないことへの劣等感から、辛い気持ちになっているのかもしれません。
いくら家事や育児が家族のためになっていると言っても、自分ではお金を稼いでいない。
自分は社会の役に立っていないのではないか?
このように考えてしまい、自己肯定感が下がっている状況なのかもしれませんね。
夫の理解が無いこと
旦那さんの理解がないというのも、ワンオペ育児を更に辛いものにしています。
日中フルタイムで仕事をしている旦那さんも、お金を稼ぐために頑張ってくれています。
全ての育児に参加してもらうのはもちろん難しいかもしれません。
ただ、孤独と戦いながら我が子を命がけで育てている自分の気持ちを、少しだけでもいいから理解してほしい。
少しずつでもいいから育児に参加してほしい。
このように思われている専業主婦の方も多いのではないでしょうか。
【体験談】専業主婦である先輩ママのワンオペ育児について
ではここで、専業主婦として実際に3人のお子さんをワンオペ育児で育ててこられたベテランママの体験談をご紹介します。
両親や親戚はみんな離れたところにいたので、誰かに頼ることもできず、とにかく目の前のことに必死だったと思います。
常に時間に追われるような状況で、誰かに頼るということを考える暇もなかったです。
夫も言えばなんでもしてくれましたが、気付いたり察したり、ということを求めるのはなかなか難しいですよね。
特に第一子のときは、全てのことが初めてで、私の必死感が子どもに伝わっていたのではないかと少し反省しています。
ただ、日々子どもが成長していく姿を見ることは癒しであり、それだけが救いでした。
今はスマホやネット環境が普及し、昔のように育児本を読み漁らなくてもすぐに調べられるので、少しは子育てがしやすくなったのかなと感じています。
ただ、今は女性でも働きに出て子育てをする方の方が増えてきているので、今、専業主婦でワンオペ育児をされている方は焦りや、肩身の狭い思いをされている方が多いのではないかと思っています。
子育てはある意味大仕事です。
その理解が深まればいいなと思いますし、ひとりで子育ては絶対に無理なので、専業主婦でワンオペ育児をされている方にも、何かしら支援やサポートできる環境が広まればいいなと思っています。
この方が仰っている通り、昔はワンオペ育児が当たり前のようでしたが、そんな状況の中でもかなり大変だったようです。
それに加えて今は、仕事をしていない専業主婦への厳しい意見など精神的なストレスもあると思うので、かなりきつい状況だというのは間違いありません。
時代は進んでいますが、それぞれの家庭に事情があります。
働くママも、専業主婦のあなたも、頑張っていることに変わりはないのです。
ですから、ワンオペ育児に弱音を吐くことが甘えなどと自分を責めないで欲しいなと思います。
専業主婦がワンオペ育児に弱音を吐きたくなった時はどうする?
では、専業主婦がワンオペ育児に弱音を吐きたくなった時、辛くなった時はどうしたらいいのでしょうか。具体的な対処法をまとめてみました。
夫に少しずつでもいいから協力してもらう
日中フルタイムで働く旦那さんに、いきなり全てをやってもらうのは難しいかもしれません。
ですが、二人の子どもなのですから、少しずつでもいいので、育児に協力してもらえるようにしてみましょう。
気分転換の外出をする
少し余裕が出てきたら、気分転換に外の空気を吸いに行くのも良いと思います。
自宅と言う閉ざされた空間で、ずっと子どもの泣き声を聞いていては、気が滅入ってしまうのも無理はありません。
児童館など、他のママさんたちが居る場所へ行くというのも、外の世界と繋がっているという気持ちになれるので、いいかもしれませんね。
家事をほどほどにしてみる
子どもが産まれる前は、家中をピカピカに掃除して、栄養のある食事を提供していた。
しかし、そこに育児が加わると、今まで通りのクオリティで家事をするのは難しいと思います。
それを甘えだと思う必要はありません。
当然のことなのです。
家が少しくらい散らかっていても死にませんし、旦那さんは成人した大人なのですから、晩ご飯を作れない時は自分で用意してもらうなど、家事はほどほどにして、育児の方に専念しても良いと思いますよ。
まとめ
以上、ワンオペ育児に弱音を吐く専業主婦は甘えなのか?と悩む方への記事でした。
この記事のまとめはこちらです↓
- 専業主婦は孤独感や働いていないことへの劣等感を感じやすく、ワンオペ育児が辛いと感じる
- 昔は母親が育児をするのが当たり前だったが、それでも専業主婦のワンオペはきついものだった
- 夫の協力や理解を得ることが重要
- 気分転換に外出したり、家事をほどほどにしたり、工夫をしてみると良い
- 結果的に、専業主婦でもワンオペ育児が辛いのは甘えではない
今では、女性でも働きながら育児をする方が多くなってきているのは事実です。
しかし、それぞれの家庭に事情があります。
周りと比べず、一日中我が子と真剣に向き合っている自分を褒めてあげましょう!
少しでもあなたの気持ちがラクになれば幸いです。