赤ちゃんが動きはじめると、目が離せなくなりますよね。
「ずりばい」や「ハイハイ」ができるようになった時も、危ない所に行かないように、口の中に物を入れないようにしないように注意をしなければなりません。
しかし、歩きはじめると、もっと大変になってきます。
そんな赤ちゃんの歩き方で、よちよち歩きというものは聞いた事があるのではないでしょうか。
では、よちよち歩きとはどういったものなのかを紹介していきたいと思います。
目次
よちよち歩きとはどんな歩き方なの?
よちよち歩きとは、歩き始めの赤ちゃんのまだつたない歩き方のことです。
歩き始めの赤ちゃんは、まだしっかり歩く事ができません。
歩くスピードも大人に比べると、ゆっくりです。
まだゆっくりしか進めないので、ハイハイで移動することが多い赤ちゃんもいるかもしれませんね。
よちよち歩きをしている赤ちゃんを見ると、可愛らしく感じると思います。
まだ歩く事に慣れていない赤ちゃんは、1歩1歩頑張って前に進んでいるのです。
しかしその反面、
「転ばないかな。」
「つまずかないかな。」
「怪我をしないかな。」
というように、危なっかしくも感じる事でしょう。
よちよち歩きをする時期はいつなの?
赤ちゃんの成長には個人差があります。
なので、歩き始める時期も赤ちゃんによって違います。
よちよち歩きができるようになるまでには大体の順序があります。
- ずりばいをはじめる
- ハイハイができるようになる
- つかまり立ちができるようになる
- つたい歩きができるようになる
- ひとりで支えなしで立てるようになる
- よちよち歩きができるようになる
もちろん、必ずこの順序でできるようになるわけではありません。
これも個人差があります。
大体は、こういった過程をたどって歩けるようになることが多いです。
そして平均すると、大体1歳頃から歩き始める赤ちゃんが多いです。
しかし、1歳前で歩き始める子もいれば、1歳をすぎてもまだ歩き始めない子もいます。
なので、1歳を過ぎて歩く様子がなくても、焦り過ぎないようにしましょう。
赤ちゃんの顔がそれぞれ違うように、赤ちゃんの成長スピードもそれぞれ違います。
その子その子のスピードで成長していくので、お母さんはその成長を見守ってあげてくださいね。
よちよち歩きの赤ちゃんを見守る時の注意点とは?
赤ちゃんがよちよち歩きを始めたら、いくつか注意しなければならない事があります。
赤ちゃんの手の届くところに危ないものを置かない
これは、今までも注意しないといけなかったことだと思います。
しかし、歩けるようになることで、赤ちゃんの手の届く範囲はもっと広がります。
赤ちゃんが立っている状態で、手を伸ばすとかなり高いところまで手が届きます。
1度家の中を確認して、赤ちゃんが触るといけない物は手の届かないところにしまうようにしましょう。
そして、赤ちゃんはなんでも口の中に入れる可能性があります。
誤飲することで、窒息したり、毒物になるものもあります。
必ず危ないものはないか、口に入れてはいけないものがないか確認しましょう。
危険な所には行けないようにする
これも、赤ちゃんが動き始めると気をつけないといけない事です。
しかし、歩けるようになることで行動範囲が広がるので、もっと気をつけるようにしましょう。
以下の場所は特に気をつけたい場所です。
浴槽に水を溜めている場合、誤って浴槽に落ちる事で、溺れてしまう可能性があります。
水を浅くはっている場合でも溺れてしまう可能性があります。
シャンプーなどを誤飲する事も危ないです。
なので、お風呂場に行けないように鍵を閉めるなどして対処しましょう。
台所には、包丁やコンロなど危険なものが沢山ありますよね。
お皿などを割って怪我をする可能性もあります。
なので、台所には行けないようにベビーゲートをするなどして対処しましょう。
運動能力があがる事で、階段をのぼる事ができるようになります。
しかし、まだのぼる事が上手にできるわけではないので、落下する危険性が高いのです。
落下する事で、大怪我につながる可能性が高いので、十分気をつけましょう。
トイレにも水は溜まっていますよね。
誤って赤ちゃんが頭から落ちると、溺れてしまう可能性があります。
便座のふたは閉めて、トイレに勝手に入られないようにしましょう。
転んでカドなどに頭をぶつけないようにする
よちよち歩きの赤ちゃんは、まだ歩く事に慣れていないので、転んでしまう事も多いです。
転んだ時に、机のカドなどに頭をぶつけないように気をつけてあげましょう。
カドにガードやクッション材を貼る事で、カドに頭をぶつけても衝撃をやわらげる事ができます。
頭をぶつけて危ない所がないか、一度家の中を確認してみてくださいね。
よちよち歩きをする1歳頃の赤ちゃんには、まだ「危ない」と「危なくない」の区別がつきません。
なので、周りの大人が注意して見守る必要があります。
大きな事故につながらないように、気をつけてあげてください。
まとめ
- よちよち歩きは、赤ちゃんのまだつたない歩き方の事
- よちよち歩きは、1歳頃の歩き始めにみられる
- 危ない所に行かないよう、危ない物を触らないよう、転んだ先に危ない物がないように気をつける
よちよち歩きは、歩き始めの時にしか見ることのできない、赤ちゃんの可愛らしい歩き方です。
しかし、まだ慣れていない歩き方で怪我をする場合もあるので、十分気をつけて見守ってあげてくださいね。