イヤイヤ期到来!?イヤイヤの原因と理由は?対処法も伝授します!

ついこの間までよちよち歩きで、まだ赤ちゃんだと思っていたかわいい我が子。

それが1歳半を過ぎた頃からグズグズが多くなり、ついにはママが何をしても何を言っても「イヤ!」と大泣き&大暴れ!

「朝から寝るまで『イヤ!』しか言ってないんじゃない!?」

「私もイライラしてばかりだったな・・・ごめんね・・・」

と、寝顔を見ながら反省するも、また次の日にはイヤイヤとイライラの繰り返し・・・。

そんな毎日が続くと、ママのほうが気が滅入ってしまいますよね。

噂には聞いていたけれど、実際我が子に到来すると1人で思い悩んだり、必要以上に子どもを叱ってしまうこともあると思います。

また、終わりが見えないのがイヤイヤ期の大変な所

しかし必ず終わりは来ますし、子どもの成長にとってとても重要な時期でもあります

そんなイヤイヤ期について、イヤイヤが起こる原因とその対処法、うまく乗り切るコツを今回は伝授します!

イヤイヤ期とは?

イヤイヤ期は、1歳半~2歳頃からはじまる第一反抗期のことです。

「魔の2歳児」とも言われ、海外でも「terrible two(恐ろしい2歳)」と名がついています。

幸子
世界のママ達もこの大変さを経験してるかと思うと、

「自分だけじゃないんだ!」

と心強く感じますね。

イヤイヤ期はなぜ訪れる?

赤ちゃんの時は、お母さんと子ども自身との境界があまりなく、お腹にいる時からまさしく一心同体でした。

しかし2歳前後になると、ママとは違う「自分」という存在を認識し始めます。

そんな「自分」を確立させるために、激しい自己主張や自我の芽生えが現れるのがイヤイヤ期です。

程度は個人差がありますが、まだ自分の気持ちや欲求をうまく言葉にできないため、

  • 「イヤ!」
  • 「ダメ!」
  • 「違う!」

という言葉で主張します。

ママにばかりイヤイヤするのはなんで?

私にばかり反抗して、パパやおじいちゃんおばあちゃんの前ではいい子にしてる・・・。

「私のことが嫌いなの!?」と、自信を無くしかけているママもいるのでは?

でも大丈夫、それは違うんです!

子どもも反抗する相手をちゃんと選んでいます

赤ちゃんの時期にちゃんと触れ合い、しっかり信頼関係を築いているからこそ、ママにだけ自分を表現してくれるんです。

大人だって、知り合って間もない信頼できない人に、わがままや主張を押し付けたりできませんよね?

嫌われるかもしれない、と思っていたら子どもも「イヤ!」なんて言えません。

ママのことが大好きで信頼しているからこそ、わがままを言ってくれている

そう思うと、子どものイヤイヤも愛おしく特別なものに感じられますね。

「イヤイヤ」の原因と理由、その対処法

 

そうは言ってもママも人間です。

否定の言葉ばかり毎日繰り返されると、心身共に参ってしまいますよね。

1日のうち平和な時間が1分1秒でも長く続いてほしい・・・と藁にもすがる思いだと思います。

そこでイヤイヤの原因となる理由を、私の経験も交えて紹介します。

思ってたのと違う!

なかなか思い通りにならなくて、イヤイヤスイッチオン!になることってよくありますよね。

例えば・・・

  • ブロックを高く積みたいのにできなかった
  • 食べたいものと違うご飯・おやつが出てきた
  • 歩きたいのにベビーカーに乗せられた
  • ピンクの服がよかったのに、ママが違う服を持ってきた

などなど。

少し前までなんでもママ任せだったのに、と戸惑いますが、これも嬉しい成長の証しです。

理不尽な要求やわがままにこっちが泣きたいくらいですが、ここでママのやり方を押し付けすぎると逆効果になり、さらにイヤイヤを加速させてしまうので注意したいですね。

対処法
  1. 子どもに選択肢を与え、可能な範囲で選ばせる
  2. 時間に余裕のある時は、子どものやりたいようにやらせてみる
  3. こっそり手助けをしてあげる
幸子
私の子どもも自分で服を選びたがって、全身柄物やパジャマでおでかけなんてしょっちゅうでした。

少し大きくなってから写真を見せると、「なにこれ変な服!」と自分で笑っていました!

うまく伝えられない、わかってくれない

言葉の発達は個人差がありますが、2歳前後はまだ感情表現や主張などはうまく言葉にできません

伝えたいことがあるのに、それを大人がわかってくれない・・・という葛藤を、「イヤ!」という一言で表すようです。

対処法
  1. 「どうしたの?」「どうしたかったの?」と聞いてみる
  2. 子どもの気持ちを想像して、気持ちを代弁してあげる
  3. 落ち着かなければ、気分転換してあげるのも◎
幸子
自分の気持ちを言葉で表すのって、大人でも難しかったりしますよね。

小さいうちにうまく気持ちを代弁してあげていると、その後も感情表現が上手になり、コミュニケーションが楽しくなります。

眠い、疲れた

ただ単に眠くて機嫌が悪いだけ、という場合もあるようです。

特に理由なくイヤイヤぐずっているようなら、休憩やお昼寝を試してみるのもいいかもしれません。

対処法
  1. 目をこすったり、あくびをしていないか様子を見てみる
  2. 疲れている・眠そうなら抱っこやおんぶなどしてあげる
  3. おでかけの日も、いつも使ってる毛布やぬいぐるみ等、安心できるグッズを持って行く
幸子
小さいころの寝ぐずりって、なかなか寝なくてけっこう厄介なんですよね。

「眠いなら早く寝て~」

と焦ってしまいますが、ママも体を休めるチャンスだと思って、一緒にお昼寝するのもいいかもしれません。

甘えたい、自分を見てほしい

2~3歳になると一人遊びがだいぶ上手になり、いい子に遊んでるうちに家事を済ませちゃおう!

と少し目を離した途端「ママ―!」と、急にグズりだしイヤイヤモード突入なんてことも・・・。

ちょっと離れただけなのに~!とがっかりしてしまいますが、こんな時は、甘えたい時や自分の事を見てほしい時かもしれません。

対処法
  1. そばを離れる時は「○○してくるね」など声をかけてから離れる
  2. なるべく子どもの呼びかけや要求に応じる
  3. 手が離せない時は、子どもに目を向け話だけでも聞く
  4. とにかくギュッとハグして「大好きだよ」と伝える

甘えたくてイヤイヤする理由に、下の子が生まれた、保育園に通い出したなど、環境の変化による不安を現している場合も。

幸子
2~3歳はまだまだママに甘えたい時期。

忙しい日々の中にも、思う存分甘えてもらう時間を作ってあげたいですね。

自分でやりたい、やりたかった

自我の芽生えと共に、なんでも「自分でやりたい」「ママに手を出されたくない」という気持ちが出てきます

おでかけの時に「自分で靴を履く!」と始まり、でもなかなか履けず「イヤー!」となるのはもはやあるあるですね。

なるべく自分でやらせたいと思ってはいても、余裕のある時ばかりではないので困ってしまいます。

対処法
  1. 「やりたい」という気持ちを大切に、なるべくチャレンジさせる
  2. こっそりサポートし、「できた」という成功体験を増やす
  3. 時間に余裕をもつ
  4. 余裕がない時は「今日はママがやるね」とハッキリ伝える

時間の余裕は心の余裕。

やはりママに余裕がないと、どうしてもイライラしてしまうものです。

幸子
先輩ママから聞いた話ですが、小さい頃から早め早めを心掛けておくと、小中学生以降も習慣化されて役立つようですよ。

また、紐通しやボタン付けなどのおもちゃで、手先を動かす特訓をするのもオススメです。

体調が悪い、痛みがある

なにを試しても、イヤイヤが収まらない時やいつもより激しく泣く時は、体調の変化や痛がっている所はないか見てあげて下さい

「具合が悪い」

「痛い」

と自分から言えるようになるのは、小学生頃からと言われています。

小さいうちは、体の不快感や違和感をうまく伝えられないのは当たり前です。

ママは子どもの変化には敏感ですから、いつもと違う様子があったらしっかり観察してあげましょう。

対処法
  1. 熱はないか、ケガはしていないか見てみる
  2. 慌て過ぎず、適切な処置をしてあげましょう
幸子
小さい子は、体温調節機能が未発達なため、暑さや寒さにも敏感です。

部屋の温度は適切か、汗で服やおむつが蒸れてないかもチェックしてみましょう。

イヤイヤ期はしつけや接し方のせいではない!

色々な対処法をご紹介しましたが、うまくいく時ばかりではありませんよね。

むしろうまくいかない時のほうが多いと思います。

  • うちの子、他の子よりもイヤイヤが激しい気がする・・・
  • もしかして私のしつけのせい?
  • 愛情が足りてない?

という悩みも多いようですが、それも子どもと真剣に向き合っているからこそだと思います。

断言しますが、イヤイヤ期はあなたのせいではありません!

程度の差はあれ、誰もが通る成長過程のひとつです。

そして、子どものイヤイヤは始まったら、ママが何をしようと収まらなくて当然です。

しつけがなってないとか、対応が悪いからではなく、子どもが必死に自分を表現する手段としてイヤイヤしているだけです

ママのことを苦しめたいからではありません。

一生懸命対応しているうちに、イヤイヤを収めることが目的になってしまいがちですが、イヤイヤ期の主役はあくまでも子ども

ママはイヤイヤや不快感を、少し取り除いてあげるサポート役だと気楽に構えましょう

イヤイヤ期を乗り切るコツ

2歳前後はイヤイヤ期で大変な一方、喋りはじめたり好奇心旺盛なとてもかわいい時期でもありますよね。

そんな貴重な時期を、少しでも楽しく笑顔で乗り切るコツをご紹介します

第三者の目線で向き合ってみる

日中はママと子どもの2人きりで過ごす時間も多く、イヤイヤに毎回真剣に向き合っていたら身がもちません。

そこでおすすめなのが、

  • 実況中継風にする
  • ぬいぐるみに喋らせる

など、少し離れた視点から見守ってみることです。

イヤイヤが始まったな~と思ったら、

「さぁ、今日も○○選手のイヤイヤが始まりました!絶好調です!」

と、アナウンサーになりきってやってみると、憂鬱なイヤイヤタイムも少し楽しくなりますよ。

ひとりの時間を作る

育児は24時間休まる時がありません。

たまにはパパや一時保育に頼って、1人リフレッシュする時間を作りましょう。

罪悪感を感じる方もいるかもしれませんが、ママがいつも頑張っている事を子どももわかっています

子どもと離れてリフレッシュする事で、さらに笑顔の時間が増えるならお互いにとって素敵な事ではないでしょうか。

ビデオや写真に撮っておく

ビデオや写真を撮る余裕なんかない!と思うかもしれませんが、子どもが全力で泣き叫ぶのもイヤイヤ期の間だけ

私はパソコンにイヤイヤ期フォルダを作って、泣いてる写真や動画と共にその時のエピソードをメモしてあります

  • バナナを切って出したら怒った時
  • お散歩に行って「赤い車が見たかった!」と泣いた時

など、今見返すと理由に笑ってしまいます。

大きくなるとありえない事なのでとても懐かしく、記念にもなるのでオススメです。

疲れた時はしつけは二の次

疲れている、体調が悪いなどでいつものように対応できない日もありますよね。

言い聞かせる余裕のない時は、

  • 物やおやつで釣る
  • 鬼を登場させる

など、奥の手を使ってもいいと思います。

しつけだってもう少し大きくなってからでも十分間に合います

あれもこれも完璧にしようとせず、ママが楽できる方法を選ぶのも、長いイヤイヤ期を乗り切るコツです。

「また物で釣っちゃった・・・」とネガティブにならず、ぜひポジティブに捉えてみて下さいね。

最低限のルールは決めておく

いくらしつけは二の次とは言っても、行動範囲も広がる時期なので最低限のルールは決めていました。

我が家では、

  • 大きな怪我や命に関わる危険なことはきちんと叱る
  • 「ごめんなさい」「ありがとう」は言えるよう教える
  • 約束と時間は守ること

これだけは、疲れていてもイヤイヤの火に油を注ぐことになっても、言い聞かせて守るようにしました

大きくなってからも重要なことだと思うので、この辺りのメリハリは付けていて良かったなぁと思います。

イヤイヤ期到来!?原因はママじゃない!その理由と乗り切るコツ まとめ

 

今回はイヤイヤ期について、私の経験も踏まえてお話してみました。

  • イヤイヤ期は、2歳前後から現れる第一反抗期
  • 自己主張をしたいが、言葉が追い付かない為「イヤ!」ばかり言う時期
  • イヤイヤの原因と理由は様々、第一には子どもの気持ちを理解し代弁してあげる事が大事
  • 大変だけどとても重要で貴重な時期、うまく乗り切りましょう
幸子
真っ最中は大変ですが、過ぎてしまうとあっという間で懐かしく思うイヤイヤ期。

少しでもママとお子さんに、笑顔の時間が増えれば嬉しいです♪

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